あじさい物語

七色の紫陽花のような日々の心模様
       

三日間の東京物語

2007-11-18 22:57:52 | Weblog
昨日は友人と東京駅の八重洲北口で待ち合わせ。
新しくなった大丸を見て、エレベーターで降りるとき、外の景色を見ながら「東京なのねえ」と言ったら「初めて来たようなことを言うのねえ」と笑われてしまった。でも、感慨深かったのは事実。東京にいるのが不思議である。そして、歩いて、銀座で食事。で、風月堂でお茶。あっという間に長蛇の列。
少し、寒気を感じたので、いつもより早めに帰宅。友人との会話が少しかみ合わないままに、なんか、すっかり疲れて、帰宅。

久しぶりの友人は素直で無邪気だけど、少し私は人間不信に陥った。信じていただけに。それは残念だけど仕方ない。友人に人の心を思いやる気持ちが少しほしい。ほかの友だちのその友人に対する評価を聞いても、いいとこもあるからと思っていたけど、まざまざと短所と思われるところを見せられると、やはりショックであった。年齢相当の考え、判断力を友人に望む私がいた。
人は変えられない。だから、自分が変わるしかない。ゆえに、その友人とは、これからは、少し疎遠になっていくかなあと思ったのである。

で、今日は、またお出かけ。
今日も有楽町。今日の集まりは踊り関係の仲間。イタリアンのお店。高くておいしいのは当たり前だと思うので、安くておいしいお店をゲット。予約していたから、個室っぽくてゆっくりできる。
おいしい。
早めの忘年会。
みんなで、静かに(夢中で)食べて、そして、おしゃべり。
近況から教育論まで、ひいては生き方まで話が及び、楽しい。
気のおけない仲間だから、疲れない。
せっかく、花の銀座で・・なんて言っていたのだけど、安すぎて申し訳なかったくらい。充分、楽しんでくれたみたいでよかった。私も楽しかった。
昨日は流れだったのだけど、昨日、今日と有楽町に来るなんて思わなかった。
今日は「名幹事」なんて言われて、やっぱり嬉しい。自分としては「迷幹事」と思っているけど。

疲れない人と一緒にいることの幸せ。
それがいいなあ。
これからの人生は楽しく、そんな人と付き合いたいと思う。

金曜日、土曜日、日曜日と三日間の東京物語だった。

で、わが駅に降りて、夫と待ち合わせ、歩いて、菊の花のプレゼントをいただいたのでありました。
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菊の花をいただきました

2007-11-18 22:09:55 | Weblog
ひとつ・ふたつ・みっつ・よっつ・いつつ
さいた さいた きくのはな
あか しろ きいろ きれいにさいた

この歌を歌いながら菊の花を花瓶にさした。近くにいた息子も口ずさんでいる。
子どもたちが小さいとき、寝しなに歌っていた。

「きれいにさいた」を「○○ちゃんにあげよう」と子どもたちの名前を入れて歌っていたのだけど、子どもたちがとても喜んでいた。

懐かしい。

そして、ふるさとの母が植えていた菊の花。
いい香り。
近所のおばさんに「花を植えてもお金にならないよ」と言われても「花を見るのがいい」といろんな花を植えていた母。秋の陽の中のいろいろな色の菊の花を思い出す。

この菊の花は川べりの農道を歩いていて、きれいだったから、携帯に写そうとしていたら、タクシーを掃除していた方が「持って行っていいよ」って。
この菊の花の持ち主だった。
そして鹿沼土がいいことや「5月になったら、ここに芽が出るからとって、植えていいよ」って。丁寧に教えてくださった。
嬉しくていっぱいもらってきた。
そして、母にお供えした。玄関にも飾った。トイレにも。
菊の花をたくさん植えていた母への最高のプレゼント。昨日はちょうど月命日だったのだけど、庭に出てお花がないなあと思っていたばかりだった。だから、みかんの実を枝ごと折ってお供えした。それも秋。

菊の花・・・お母さん、いい香りでしょう。
夫と駅の近くのコーヒーショップで待ち合わせて、車まで遠いなあと思いながらも、夕焼けや富士山を見て歩いたら、こんないいことがあった。本当に嬉しかった。

秋の花、菊の花・・最高。
見も知らぬ方のプレゼントに感謝。その方の幸を祈ります。
すてきな秋のいい日でした。
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