土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

ハクビシンの話し(5)

2014-04-26 17:12:00 | 狩猟とナイフ
 ハクビシンの話しだったはずなのに狸の話になったり脱線が多いのですが,反省しながらハクビシンにもどります.

 こんどはハクビシンの姿をじっくり見ていきます.



 全長約1メートルのハクビシンです.特筆すべきは尻尾の太さと長さです.長さは全長の40%ほどもあり,ふさふさとした毛の中には太い骨格と肉付きをもっています.尻尾の半分ほどまで皮を剥いで輪切りにして煮たら美味しく食べれられそうな気になる,そんな尻尾です.かれらは樹上生活者ですので,この太くて長いしっぽがバランスをとるのに大きな役割を果たしているのだろうかと想像します.

 この写真は全身がずぶ濡れの状態ですので,ふさふさ感はありませんが,実際はとてもふさふさとしていて,毛の質は柔らかく猫の毛を少し長くしたような感じです.

 野の獣にはダニやらシラミやらイヤらしいのがたくさん取り付いていることが多いのですが,ハクビシンにはまったく見かけません.探してみても見つけたことがありません.


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