土佐レッドアイ

アカメ釣りのパイオニアクラブ

 お詫びとお願い

2015-07-09 10:14:00 | 狩猟とナイフ
 情けないことに、拍手コメントというものがあることを本日初めて知りました。
自分のブログなのに、十分使い方を知らなかったという不明をお詫びします。初めて開いて読ませていただいたコメントには、返事が必要なもの、無いものがありますが、返事を求められていた皆様にはご無礼をしました。かさねてお詫びします。

 拍手がはじまって以来ですので、古いものでは2009年からになります。ただ、この拍手コメントには返信コメントを書くことが出来ません。公開もされないため、いちいち拍手コメントをみる手続きをしないと、見ることができません。お願いですが、返事や回答が必要なコメントは本文のコメントに書いていただきたいと思います。

 どうかよろしくお願いします。
                        2011年2月23日


獲物の料理

2015-07-09 10:13:00 | 狩猟とナイフ
 狩猟の獲物での大物としてはイノシシ、シカでしょう。クマもありますが、狩猟可能地域が限られていて一般的ではありません。その他、アナグマ・アライグマ・狐・タヌキ・ハクビシンなどもおります。そして鳥たちがいます。

ここでは、私が狩猟で捕まえているイノシシ・シカ・アナグマ・ハクビシン・タヌキなどの料理法を紹介していきたいと思います。

イノシシは料理の素材としての人気もうんと高いので、その料理法もたくさん紹介されています。代表的な料理はボタン鍋(シシ鍋)でしょう。この料理は余りにもポピュラーです。味付けの違いは味噌の割合(赤みそ対白みそ)にかかっています。ほかに対立する問題として砂糖を入れるのか入れないのか、これは砂糖を入れるなどもってのほかダ!それは邪道だ。甘さを強くしたいなら白みそを多めにすべきだ!!なんとかかんとか。鍋に入れる野菜でタイモ(里芋)入れるのか入れないのか、これはに、タイモをいれるとモチモチした食感により料理の厚みがぐんと増す!。対して、芋等を入れると煮込んでいくことができない。タイモがとろけてきてぐじゃぐじゃになりよろしくないではナイカ(大声)!などの対立もあります。この味付けの対立などは深刻なもので、包丁や鍋のふた、しゃもじを持って険悪な一触即発の対立まで深刻化した例もあるとかないとか。

私の立場はただひたすら、ごーいんぐまいうえい。

私のやり方の料理をおためしあれ。

本ーワナのしくみと仕掛け方

2015-07-08 08:00:00 | 狩猟とナイフ


一般社団法人 農山漁村文化協会ー(農文協)からワナの教科書のような本がでています.


これならとれる! ワナのしくみとワナの仕掛け方という本です.ワナの説明仕掛け方のDVD付きです.現代農業 特選シリーズ9
 
 私もハクビシンの箱ワナについて一文書いています.

 モグラ.ネズミ・ハクビシン・アライグマ・ヌーとリア・アナグマ・イノシシ・シカ・サルのワナが紹介されています.

 初心者にお勧めです.ベテランでも参考になります.

狩猟関係の本「日本人はどんな肉を喰ってきたのか?」

2015-07-07 06:56:00 | 狩猟とナイフ

 「私、雑誌等での取材を生業と致しております。
「現代農業」という雑誌で獣害についての話を掲載しておりそこでハクビシン関連の企画を只今進行中です。
内容と致しましては折角捕獲したらそれを美味しく食べようというものです。

ハクビシンに依る果樹等への被害で悩む農家さん達へ捕獲、解体そして料理までをお伝えする内容です。
そこで長野様に是非ご協力頂きたくご連絡しました。
罠の掛け方から料理までを取材させて頂くことは可能でしょうか。
宜しくご検討の程をお願い申します。」
 2013年10月5日,田中康弘さんというカメラマンからメールが届いた.

 彼は私のこのブログを見て取材を思い立ったという.ハクビシンのことについて,それも具体的な農作物被害の実態や生態,捕獲方法,料理などについてまとまった本は見たことがない.これまで,ブログでハクビシンの情報発信をしてきたのだが本でならより広く知ってもらえると思ったので,取材の協力を約束した.




 彼が日本国中,沖縄西表島から北海道礼文島まで飛びまわって取材をして完成したのがこの本です.

イノシシつかまえた

2015-07-05 17:51:00 | 狩猟とナイフ

 久しぶりに書きます.

 家の近くの田圃にまだ穂も出ていないのに下見なのかときどきイノシシが出没しては畦や田圃の中に足跡を残しています.おまけに昨年に続いてシカが田圃の中に侵入し,早稲と中稲の葉っぱを食害しています.6段の棚田の上から下まで入って食べていました.

 昨年は台風と長雨,イノシシの被害で全滅した早稲の田圃があり,全体でも収穫は半作も無しといったところでした.天候はどうしようもないのですが,せめて少しは防げる獣害対策をしようと田圃の近くの山にワナをしかけてあります.


 先日,ワナを見回りに行くとイノシシがかかっていました.道路から直ぐ近くですので,草をはらいながら山道をあるくためいつも持つ剣鉈だけで道具は何も持たずでしたので,遠くからイノシシを確認しただけで道具をとりに家までかえりました.
 
 カミさんに「○○でイノシシがかかちゅう.いまから仕留めに行くがこの前のよりは少し太いみたいじゃ,中々帰ってこんようなら迎えに来てくれ」と言いおいて出かけました.

 イノシシは怪力,俊敏です.普段は突如出会っても人を襲うことはありませんが,手負いであったり興奮状態だととても凶暴になり,向かってきます.これまで,ワイヤーが切れたり,イノシシの足がちぎれたりして,襲われたことが数回あり,もうその恐ろしさは身にしみています.そこで,先の台詞が出てくるのです.別にカミさんに心配をさせるつもりはないのですが,いつかやられるかもしれないと常日頃から思っていますのでしかたありません.

 イノシシに近づいてから鼻くくりの道具をつくりました.それを持って寄っていくと,なあんだ小さいではないですか.30キロほどのイノシシでした.遠くからみたので大きそうだと思っていたのです.


 
 破竹にワイヤをぐるぐる巻にして不自由にしているところへ,鼻先にもっていったワイヤーのわっかに食い付き,うまく上あごがくくれました.こうなればもう一安心,首から心臓の上の大動脈にナイフを入れて血抜きができました.

 よく肥ったオスのいのししでした.谷川に漬けてあら熱をとり,解体処理をしようと準備をしていると,取り付いていたダニがわらわらと何匹も毛を這い回っているではないですか.手の甲が変な感じと見ると2匹のダニが這っていました.うわ,これはたまんと皮を剥ぐ前に熱湯をかけてダニをやっつけることにしました.いまやダニが媒介するウイルスは殺人ウイルスということが喧伝されています.もうこれは命がけの仕事です.

 熱湯をかけてダニをやっつけてから,皮を剥ごうとイノシシの皮膚をつまむとなんと簡単に毛が抜けるではないですか.急遽皮剥から毛抜き処理に方針転換.若くて脂肪たっぷりのイノシシですので,皮付きでもやわらかそうです.