あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

ペイフォワード(DVD)

2005年08月08日 | 映画
ずっとずっと見ようと思っていて早何年?公開当時話題になった映画ですよね。

場所はラスベガスの(恵まれない)地域。
ルクソールやエクスカリバー、MGM、フラミンゴヒルトンのネオンが見えただけでワクワクするのはラスベガスだからでしょうか?
ダウンタウンのフリーモントエクスペアレンスを見るのに絶好のレストランがあるんですが、そこがちょうどロケ地になっていました。(ケビンスペイシーとヘレンハントが初めてデートするところ)行った場所が分かると嬉しいね。

さて、お話は社会の授業で「世界を変えるためには」と言う課題が出されます。
主人公のトレバー(オスメント君)は、恩を受けたらその人に返すのではなく別の3人に変わった形で渡してゆけば、幸せが当人同士で完結せず、広まってゆくと考えるのです。

幸せのねずみ講ですね。

興味深いのは、それは誰でも良いのではなく、きちんと人も選ばなくてはならない、そして与える幸せもその人に合わせたものを選ぶと言ったことです。
中学1年生の発想がどんどん広まってゆきます。

なんとも言えないテンポで物語りは進んでゆくのです。オスメント君の物憂げな感じがこの作品に一層磨きをかけます。

ミュージック・オブ・ハート(DVD)

2005年08月08日 | 映画
この間読んだ『小学生日記』にこの「ミュージックオブハート」と後に書く「ペイフォワード」のことが載っていたので、いい機会だから両方見てしまおう!と思ったのです。

その『小学生日記』でhanae*さんが、白人も黒人もいて、字が読めない人がいて、英語が話せない人がいる、それがアメリカだと言っていました。そのありのままのアメリカが「ミュージックオブハート」にはあります。

日本で、ちょっとしたことや違いにクヨクヨしちゃう自分なんかほんとちっちゃいなーって思うよ。メリルストリープのような体当たりで来る先生なんていたら私はいじけまくりだろうなぁ。ある意味「まじめ」に全部受け止めちゃう。でもほめられたら天にも昇っちゃうかも。

カーネギーホールって素敵だね~。歴史を語る部分なんてうっとりしましたよ。

それにしてもレキシー役のキーラン・カルキン君、本当にお兄ちゃんのマコーレ・カルキン君にそっくり。とってもかわいい。マコーレにもそんな時代があったよねぇ。彼には足を踏み外して欲しくないなぁ、と老婆心ながら。