なんとか水曜日に復活しました。
結局、火曜日に内科にもう一度行って、インフルエンザではないことも確認できて、やっとで私の不安材料が払拭された。長い午前でした。
午後には出社する予定が、もう、心も折れまくったので「今日は会社には行きません、いや、行けません」の電話。
家に帰って、ぐたーっとしていると警察から連絡が。
現場検証と私の状況確認でした。
いろいろと話を聞いてびっくりしたんですけど、相手の車、私のことが見えてなかったんです。
えっ?
私、直線距離にして200mくらいは走っていたと思うんです。その車がどこから私の後ろについてきたかは分からないけれど、私が見えていないってありえるの?
だから、警察は私がどこかわき道から出てきたんだろうと思ったらしい。そして車の死角にちょうど入ったんだろうと。
だからびっくりしてました。
いやいやいや。ずーっとまっすぐ、しかもちんたら走ってました。
でも、どおりで、あの時運転手さんが車から降りてきて「えっ?なんかひいたっけ?当たった?」って言ってましたもの。
もしもーし。意識はありますよ。道路の真ん中で寝込んでますが、聞こえてますよー。
それが聞こえたから、「あれ?生きてるな」って思ったのもあるけれどね。
*
そして。
いきなり、警察が。
「これ、人身事故でいいですね?処罰しますか、しませんか?」
って。
えぇぇ?
事の成り行きが分かっていない私。
それ、今決める?
「じ、人身事故?」
「って人身事故以外に何か種類があるんですか?(そういえば病院の先生もなんか言ってた)」
「人身事故と物損事故」
(損害保険のテストでやったなー。いきなり本番?)
「物損と言うのは、ケガは無かったことにする、モノに対してだけ事故が発生したと言うことです。そして、人身と言うのは刑事的な処罰、行政的な処罰が下ります。刑事的処罰は罰金だったり、ひどいものは懲役だったり。行政的処罰は免許証の減点対象となります。免停一歩手前くらいまで減点します。ところで、相手を処罰しますか?しませんか?」
えぇぇっ?
いきなりファイナルアンサー?
オーディエンスとか使えないの?
そんな。
なんだか状況がよく読めないし、相手のおっちゃん、身よりなさそうだし、車ひとつでお金稼いでいたら大変なことよね・・・それを今ここで?
そんな、気分な体験でした。
とりあえず、オーディエンスはいないので警察のMCにいろいろ聞いて、
「人身事故でお願いします。処罰したいわけではないです。次回から注意してもらえれば・・・」と言う返事をしました。
おちおち車にひかれてられません。
いきなり人生の「どうするオレ?」みたいな瞬間がやってくるんですから。
これからも、車には気をつけましょう。