あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

死神の精度(伊坂幸太郎著)

2010年12月09日 | 
人には寿命がある。
でも、寿命を超えて、時折死がやってくることがある。それは死神の仕業なのだ、と。

この本に出てくる死神は、時、場所、姿を変えて6人の人にかかわってきます。
彼が仕事をするときはいつも雨。

私がこの本を読んでいたとき、ちょうど雨が降り続いて「仕事してるのかな?」と思ったりもしました。

「死」とはなんでしょうね。
寿命ではない突然やってくる死。
彼が1週間かかわって、いろいろと調査してくれるんですけど・・・自分にそれらしき人が現れたら、どんな気分で話すんだろうか?

・・・気づかないかな。

なんだかね。
とても静かなんです。
雨がそうさせているのか、紳士的な背景がそうさせているのか。
だいたいの人は気づかないんだけれど、だんだんと受け入れていくような気がしてくる。

そうそう。
『重力ピエロ』に似た背景が出てきます。
そんなプチギフトもあったりして。

パズル・・・ちいさなピースがはめ込んでいかれるような感覚。
だんだん伊坂幸太郎さんの世界観が面白くなってきました。

この間ツタヤで「アヒルと鴨のコインロッカー」を借りてみたんだ。
週末にでも見てみようかな。(今、録りためてあるドラマがごっそりあって、さばけるか不安)


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