あきここの豆だいふく

VIVA 日常の嗜好品

直して使う

2011年03月19日 | 日記
いつも気に入って使っているホウキとチリトリ。

共働きで日中家にいない我が家は掃除機が週中にはかけられないから。
朝、クイックルワイパーですいーすいーとやったあとに、取れなかったチリやゴミ、埃を最後に小さなホウキとチリトリで取るの。

チリトリは気に入って買った雑貨。
1,000円くらいだったかな?

「高い~」と思いつつつ、見た目がとても気に入ったから買ったんだけれど、溶接がちゃんとしていなかったらしくって、持ち手とチリトリの部分が2回ほど取れちゃったの。そのたびにボンドでつなぎとめて。

この間、とうとう3回目。

ボンドも何回も接着すると効き目が弱くなるんだよね…。

気に入っているのにこのまま捨てるのは忍びない。だんなの人がハンダを持っているから「溶接できるの?」って聞いたら「溶接はできない」とのこと。


「直るかな?」とのんたん。

保育園と家の間に車の板金屋さんがあってさ。
溶接ってそういうところでできる?



そんなんで、突然、相談に行ってみました。

そしたらさチリトリをみるなり「プラスチックかと思ったらブリキだ。ハンダだね、これ」とか言って始めてくれたの。
やっぱり、”ハンダ”ってやつなのねっ!?
あたしだって、プラスチックを板金屋にはもってこないですよ。(笑)
(※直してくれている人は写ってないよ)

えっ?
直る?直る?

しばらく待っていたら



「色ははげちゃったけど」

って、直って帰ってきた。
嬉しい。

「あの、お代は?」って聞いたら「そんなの請求したらそのチリトリより高くなっちゃうよ」って。
「高くなるなら、よけい払わなくっちゃ」っていうと「いいからいいから」って。

何度もありがとうございますって言ってきました。

ブコツな感じに仕上がった。
なんだか、前よりもっと気に入ったよ。
大切にします~。

 *

「エコ」「エコ」って言うけれど、気に入っているものが壊れてしまって、直せそうなんだけれど、自力ではどうしていいかわからないってことが多い。だから捨てて新しいものを買わざるを得ない。

だから結局、どうせ壊れるんだから安くていいじゃん、100円ショップのでいいじゃんって思うのは、直せる場所がなくなったからじゃないのかな?

本当は、多少なりとも代金を支払いたいと思っていたけれど、ご親切に甘えました。

いつか、車を持った時に、何かあって板金屋が必要になった時に(必要になりたくはない)、ここに頼みたいとは思う。たぶん、昔はそんな風に成り立っていたんじゃないかな?「また今度」の精神。

あたしは、そういうのがいいなぁ~って思う。

大好きなものを身近に置いて、愛でて、壊れたら直して使いたい。


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