７０年目の８月６日

今年も８月６日を迎えました。今年で７０年目の節目を迎えました。

１９４５（昭和２０）年８月６日　８時１５分に
人類初の原子爆弾の一つが広島市に落とされ、一瞬のうちに多く尊い命を奪い、
街も焼きつくし焼け野原にされてしまい、
７０年間は草木はもちろん、一切の生物は生息不可能と言われたそうです。
傷ついた多くの方々が街の復興に尽力され広島の街を蘇らせました。
当時の方の尽力で現在の広島の街があるんだと思うと深く感謝したいと思います。

今年の原爆の日は夜勤帰りのＪＲの電車内で８時１５分を迎えました。
朝の電車では寝ている方が多いのですが、起きている方々の一部の方ではありますが、
手を合わせる方、そして黙祷する方を見受けられました。
私も電車内で立っていた為、目を瞑り黙祷いたしました。


先日８月４日に広島市内に出掛けた際に平和祈念式典の準備が進む
平和公園を訪れ、一足早く手を合わせてきました。

テレビを見ていると、広島・長崎に落とされた原爆の日時を知らないという人が
増えているそうです。
また、平和学習に訪れる小中高校生も減少しているとか・・・

今回初めて被爆された方の平均年齢が８０歳を超えました。
被爆体験者の方々の高齢化が進み、次世代へどう継承していくかということが
課題となってきています。
私は広島・長崎の原爆の日を知らない人が多いことにショックを受けました。
まずは語り継ぐことが大切だと感じました。
詳しくなくてもいいと思う。まずはどんなことが起きた日なのか、語ることが
大事だと思いました。

最後に謹んで原爆死没者の方々の御霊に御冥福を
お祈り申し上げます。