お疲れさま 12系レトロ客車

先日9月2日に行われた「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」
（以下：山口DC）オープニングイベントの続きになります。


1988年の導入以来、30年近くにわたり活躍した12系レトロ客車を
使用したSL「ありがとうレトロ客車号」が山口DCオープニングイベントに合わせて
運転されました。
新製客車(35系客車)の導入にともない、8月27日をもって「SLやまぐち号」での
運行を終了。
しかし、同日の復路は客車の不具合のため運休。バスなどによる
代行輸送が行われたそうです。
9月2日のSL「ありがとうレトロ客車号」は、当初の予定通り5両編成のレトロ客車を使用し
C56 160とDD51の重連で運転されました。

SL「ありがとうレトロ客車号、14系、D51と並びました。
ホームは凄い人！


C56形160、レトロ客車の最後尾には特製の「ありがとうレトロ客車」
ヘッドマーク付
12系レトロ客車は塗装が剥げかけ痛々しい姿。

新山口駅に留置されていた12系臨時快速「山口DCオープニング号」は
新山口～下関間で運転されるため出発準備中。


SL「ありがとうレトロ客車号」は新山口到着後は一旦、下関側へ引き上げ、
転線して下関総合車両所新山口支所へ引き上げるため、DE10 1531が連結された。

引き上げる12系レトロ客車
何とも寂しげに見えるのは気のせいか？



引き続いて牽引したC56 160とDD51 1043が引き上げました。

撮影しているとEF66 27に続いて先日から走り始めたEF210 311が牽引する
貨物列車がやって来ました。
EF66 27は撮れませんでした。

「SLやまぐち号 レトロ客車さよなら式典」も行われ、
乗務員へ花束贈呈も行われたそうです。
既に式典が終わった後でした。

12系レトロ客車は涙雨の中、9月7日に幡生へ廃車回送されました。
「SLやまぐち号」で長年活躍した12系レトロ客車お疲れ様でした。