あきじの気まぐれ日記Ⅱ

「あきじ」が日頃、撮影した鉄道・バス・船など
様々な写真などを紹介して行きたいと思います。

護衛艦「いせ」ドック入渠

2016年12月23日 | 海上自衛隊ネタ
先日、12月19日に護衛艦「いせ」(以下:「いせ」)が
JMU(ジャパン・マリンユナイテッド)呉事業所
(以下:JMU呉事業所)のドックに入渠しました。
地元に造船所が有り、ドックに入渠する艦船や船舶の姿を撮影できる環境が
あるものの、今まで何度もチャンスが有ったのに、仕事や都合悪くドックに
入渠する姿を撮影出来ず、ドックに入渠中の姿しか撮影出来ていませんでした。
今回、初めてドックに入渠する姿を撮影する事が出来ました!

「いせ」は2011年に就役後、就役後の翌年から毎年のようにJMU呉事業所に
ドック入り
今年は5年ごとの入念な整備を行う定期検査の年に当たり、
8月27日からJMU呉事業所にドック入りしています。
8月27日に入渠していましたが、一旦、出渠して艤装桟橋で整備を行っているのを
確認していましたが、別の艦船が入渠していたドックが空いた為、
再びドック入りするのも近いと思われてましたが、12月19日に再度、入渠しました。

JMU呉事業所の修繕ドックの第4ドックはゲートが開けられ、海水が満たされてます。
撮影場所に選んだのはJMU呉事業所の修繕ドックの第4ドックが見渡せる
「歴史の見える丘公園」から撮影しました。

ふと沖合を見るとタクボートが第4ドックのゲートを抱えていました。
この日は気温が高く、水蒸気のモヤで視界が良くありませんでした。

海上自衛隊呉基地では掃海艇が着岸訓練を行っていたようで
確認できただけでも3隻の掃海艇が何度かバースを出入りしているのが
遠くに見えました。
画像は来年3月に除籍になる掃海管制艇「まえじま」

第4ドックから出渠した練習艦「かしま」

11時前、艤装桟橋を離岸した艦番号182の「いせ」が姿を現しました。

ドックへの入渠は自力ではなく民間のタグボートで行います。
確認できただけで5隻で入渠作業を行っていました。
タクボートは見えませんが、艦尾にも1隻が後ろから支援してました。
艦橋構造物には足場が組まれてます。

瀬戸内海汽船のクルーズフェリーとバンカー・サプライが運航する呉艦船めぐりが
やって来ました。
呉艦船めぐりに乗船されていた方はグッドタイミングですね!
後からわかった事ですが、船仲間のペンミさまが乗船されていたようです。

呉市内の街並みと「いせ」

瀬戸内海汽船のクルーズフェリーと瀬戸内シーラインの呉~小用航路のフェリー

小さなタクボートがドックの両サイドにロープを渡していきます。

「いせ」の先端にはJMUの作業員と「いせ」の乗組員がドックの進入を見守っています。

艦首からドック渡されたロープとタクボートの支援を受けて
ドックの進入が始まりました。

真正面からも撮影。
両端にはタクボートが付き左右にぶれないようにしています。
飛行甲板には多くの資材も搭載されてます。

電線が写ってますが、「歴史の見える丘公園」上を走る道路の
歩道のフェンスの隙間から撮影してるんですよ。
下には国道が走ってます。

入渠を始めてから約1時間でほぼ入渠完了。

艦橋や後部甲板などにもJMUの作業員と「いせ」の乗組員がドックの
入渠作業を見守っています。

ドックの両端に繋がれたロープはレールの上を走る装置で
ドック入渠を支援してました。

第4ドックに内火艇が置かれてました。
拡大してみたら、「いせ」の前に入渠していた練習艦「かしま」の内火艇でした。

まだ入渠作業は終わっていませんが、
この日は夜勤という事でここまで見たところで撤収しました。

平日にも関わらず地元の船仲間のペンミさま、sharlieさま、もう2人と
「いせ」の入渠を見守りました。
「いせ」は佐世保に転籍することが決まっています。
呉でドック入りする姿も今回が最後?になる可能性もあり、
入渠する姿を見る事が出来て良かったです!

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