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□ エリア別総覧 山梨-3 (甲府周辺)

続編です。

■ 山梨-3 (甲府周辺)  → 【 レポのリスト 】

甲府は市内に数多くの温泉施設をもつ温泉都市。周辺の甲斐市、昭和町などとともに湯量豊富な源泉が集中している。山梨の温泉の大御所(?)、大月短大の田中収教授によると、「甲府盆地の地底には巨大な地下湖があって温泉の水源になっている」との由。そういわれると豊富な湯量も納得がいく。
このエリアのお湯は温泉銭湯とビジホがメインで、どういうわけかB級入ったものが多い。突入するにはそれなりの”場慣れ”や”気合い”(笑)がいるので、その意味では通向けのエリアといえるかも・・・。
なお、例外もあるが、このエリアは総じて南にいくほど塩分が強まる傾向がある。



甲府北部のお湯はおおむねCl/SO4系で、Cl/HCO3系のモール泉とはイメージが異なる。古湯湯村はほぼすべての湯宿が自家源泉をもつと思われる実力派でここもCl/SO4系。温泉好きには「ホテル吉野」「旅館明治」の評価が高い。

甲府東部~中心部では温泉銭湯とシティホテルがメイン。自家源泉の施設が多くあるが、お湯に定評のあるものはわりにすくない。

甲府市内の温泉のメッカはなんといっても南部と西部。
このあたりから、旧竜王町、昭和町にかけては甲府モール泉の本丸で、「モール臭」「ツルすべ」「アワつき」の3拍子そろえた名湯がメジロおしだ。
「黄金温泉」「国母温泉」「碇温泉」「信玄温泉」「トータス温泉」など、あげていくとキリがないほど。



旧竜王町には甲府モール泉の代表格「山口温泉」やザンザコかけ流しで名を馳せる「玉川温泉」がある。



昭和町も負けず劣らず、アワつき湯で有名な「フカサワ温泉」や力感あふれる「国母駅前温泉」、鮮度感炸裂の「カアナパリ」など、名うての強豪をそろえている。

さらに南にくだった玉穂町には「湯殿館」玉穂町温泉。後者は老人福祉センターだが、絶妙のぬるめアワつき湯をかけ流し、温泉マニアの間では”中老”の略称で広く知られている。

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