関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ 大島鉱泉 「大島鉱泉」 〔 Pick Up温泉 〕
大島鉱泉 「大島鉱泉」
住 所 :群馬県富岡市大島148
電 話 :0274-62-1490
時 間 :午後(要時間確認) / 不定休
料 金 :360円(土日祝 750円、17時~ 500円)
■ 紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
■ 紹介ページ (じゃらん観光ガイド)
■ 紹介ページ (群馬の温泉宿(求人ジャーナル社))
■ 紹介ページ (群馬銀行 湯めぐり紀行)
鏑川支流野上川沿いにたたずむ一軒宿で、日帰りも受け付けています。
位置的には上信越道「富岡IC」と「下仁田IC」の中間くらいのところ。アプローチが込み入っているので↓の地図を参照ください。
さほど山奥ではないですが行き止まりのような立地にあるので、のどかで落ち着いた雰囲気。花頭窓のある山寺のような鄙びの外観。
庭先には白い立派なにわとりが数羽、放し飼いにされていました。
【写真 上(左)】 にわとり
【写真 下(右)】 玄関
”大島”は地名からとったもので、お盆の時季に催される「大島の火まつり」はお祭り好きにはよく知られています。
「群馬の温泉宿」(求人ジャーナル社)によると「井戸を掘っていたらにおいのある水がわき出し、村共同で管理していたのが大正期。その後先代が買い取り、今に至っている。」という歴史のあるお湯です。
【写真 上(左)】 館内
【写真 下(右)】 帳場のよこが浴場
わかし湯なので事前にTELしてから行きましたが、気さくなおばさんに「あら!早いじゃない、お湯おとす(?)からちょっと待ってね」といわれ、鄙びまくりの帳場横でしばし待機。
【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 男湯
玄関正面にある浴室の入口は木枠すり硝子で藍色ののれんが掛かり雰囲気抜群。
右が男湯、左が女湯です。
浴室もタイル貼の趣あるもので、黒みかげ石?枠タイル貼り4-5人の浴槽がひとつ。
ピンク色のタイル壁には派手な富士絵が嵌め込まれていて銭湯モード炸裂。料金も銭湯料金の360円。
なんとなくいわきあたりの鉱泉宿に似た雰囲気もあります。
【写真 上(左)】 富士絵
【写真 下(右)】 渋いタイル貼りの内床
カラン4、シャワー・シャンプー・ドライヤーなし。
土曜15時で独占でした。
ベースは沸かしの溜め湯ですが、白い析出の出たカランもあって、微鉄味のあるお湯と水が出ます。
洗い場のカランにも微鉄味がありました。
【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 浴槽上のカラン
カランのお湯は熱湯、浴槽のお湯も熱めで加熱具合も正当派鉱泉湯(?)。
お湯はほぼ無色透明で無味、秩父の鉱泉によくある渋めのイオウの残留臭?がかすかにあるので真湯ではないような感じがします。
掲示されていた温泉分析書では、HS^-=11.0mg/kg、硫化水素=0.1mg/kgの本格派硫黄泉ですが、宿のパンフにも「無臭で無色透明」とあるのは不思議です。
また、pH=9.2、HCO_3^-=329mg/kg、CO_3^2-=102mg/kgですからかなりのヌルすべ湯になるはずですが、とりたてて特徴のある湯ざわりは感じられませんでした。
それでも真湯とはあきらかにちがう存在感があって、なんといっても浴場の雰囲気がゲキ渋なので、とくに鄙び湯マニアにはマストのお湯かと思います。
筆者後註:Webではイオウ臭ありという情報もあるので、タイミングによって湯づかいを変えているのかもしれません。
〔 源泉名:大島鉱泉 榊の湯 〕
単純硫黄冷鉱泉 17.1℃、pH=9.2、湧出量不明、成分総計=0.99g/kg
Na^+=314mg/kg、Fe^2+=0.06、Cl^-=159、HCO_3^-=329、CO_3^2-=102、HS^-=11.0、陽イオン計=319、陰イオン計=653、硫化水素=0.1 <H8.10.31分析>
■ブランドグルメ
〔 富岡のニラ 〕
群馬は全国でも5指に入るニラの産地で、なかでも富岡市は有力産地です。
JA甘楽富岡(かんとみ)管内では特別栽培農産物としてニラが指定され、栽培情報が開示されています。
〔 2011/02/19内容補強のうえUP (2002/09/20レポ (2002/08入湯)) 〕
E138.51.56.580N36.14.4.460
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )