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■『ゆったり温泉ひとり旅 秋・北関東編』

12月10日放送のNHKの『ゆったり温泉ひとり旅 秋・北関東編』、なかなかでした。
個人的に関東でもっともすきな温泉地は塩原と四万なので、よけいに面白かった。

ありがちな、お笑い芸人が露天風呂入って騒いでる系じゃなくて、じっくりお湯を楽しむという構成。
それに淡々とした語りがいいですね。

個人的には、温泉は「五感+αで楽しむ」ものと思っているので、こういう構成には素直に好感を覚えます。


塩原温泉
 

お客さんは塩原温泉になにを求めてやってくるのか・・・と。
という問いかけに対して、元湯の大出館の女将さんは「本物の温泉」と応じていた。
泉質に定評のある元湯・大出館だけでなく、塩原のすべての湯場がこう応えられる資質をもっていると思います。
それほどのすばらしい温泉地です。
新湯の酸性イオウ泉の”仕上げ湯”として、古町の「もみじの湯」の湯を紹介していたのもなかなかでした。

新湯・元湯の”仕上げ湯”として最適だった、福渡の施設の多くが休閉館してしまったのは残念なことです。

■ 塩原温泉の湯めぐり手形
■ 塩原元湯温泉 「ゑびすや」のレポ


■ 四万温泉
 

四万温泉の魅力がみごとに表現されていた。
やまぐち館の「薬師の湯」のほのかなイオウ臭をクローズアップするとは、なかなかやるな(笑)
ふつうならTV映りのいい「お題目大露天風呂」でしょう。
さらに大湯元の「つばたや」を引っ張り出してくるとは、かなりと渋いチョイスかと・・・。

さらに、現在の日向見薬師堂の護持寺院、宗本寺の副住職が出演されるとはびっくり。

■ 四万温泉(山口) 「上の湯」のレポ
■ 四万温泉周辺の御朱印


それにしても、こういう番組視てても、見た目ききそうなイオウ泉にごり湯よりも四万の透明な硫酸塩泉にどうしようもなく惹かれるって、つくづく歳とっともんだと思います。


■ The Best Is Yet To Come - Larry Lee
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