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■ 歌のオリジナリティ(カラバトU-18黄金の世代)

さきほどの記事を書きながら「歌のオリジナリティ」について考えていました。

カバー曲がカバー崩れする大きな原因は、歌い手のオリジナリティが確立していないから。
だからモノマネにさえならず、曲を追うだけで精一杯となり、結果は下位互換ないし崩壊。

このケースがほとんどだけど、一群の歌い手たちだけは別の展開をみせていた。
先日UPした「カラバトU-18黄金の世代の7人+1人」の8人です。

論より証拠、オリジナルと彼女たちのカバーを聴きくらべてみました。

オリジナルはいずれも名手といわれるシンガー。
さすがに「上位互換」しているとまではいわないが、それぞれが自身の確立したオリジナリティのうえで解釈して歌い上げているのがわかる。
だから、オリジナルでは気づかなかった楽曲の微妙なニュアンスが感じとれたりして、聴いていて面白い。

名曲やヒット曲は原曲(オリジナル曲)の歌手の声と強く結びついているので、そこから引き離し、さらに歌い手のオリジナリティを加えて別の魅力をつくりだすなど、並みの才能では到底できない。
やっぱり類い希な才能をもつ世代なんだと思う。

まぁ、とにかく聴きくらべてみてくださいまし。

※ 番号は便宜上、順不同です。


1.川嵜心蘭 / 点描の唄(井上苑子ソロVers.)

■ オリジナル(井上苑子)


■ カバー(川嵜心蘭)
@mabo3939

♬ オリジナル楽曲 - mabo



2.佐久間彩加 / 駅

■ オリジナル(竹内まりや) ※似てるけど、たぶんオリジナルじゃありません。


■ カバー(佐久間彩加)



3.三阪 咲 / Finally

■ オリジナル(安室奈美恵) 


■ カバー(三阪 咲)



4.原藤由衣 / 出逢った頃のように

■ オリジナル(Every Little Thing/持田香織)


■ カバー(原藤由衣)



5.富金原佑菜 / Flavor Of Life

■ オリジナル(宇多田ヒカル)


■ カバー(富金原佑菜)



6.熊田このは / Can You Celebrate?

■ オリジナル(安室奈美恵)


■ カバー(熊田このは)



7.鈴木杏奈 / 炎

■ オリジナル(LiSA)


■ カバー(鈴木杏奈)



8.堀 優衣 / This Love

■ オリジナル(アンジェラ・アキ)


■ カバー(堀 優衣)




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