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■ 埼玉県川越市の札所と御朱印-1(中心エリア)

20240103 UP(2023/06/16・2023/09/30 UP)

年明け早々から信じがたい災害・事故がつづいています。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

御朱印を追加しました。

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2023/01/05 UP
今年も正月は川越詣ででした。
川越城本丸御殿周辺が整備されて見どころが増えています

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2022/05/03・2022/08/16 UP

本日、川越に行ってきました。
新型コロナ禍前でもめずらしいほどの、すさまじい人出でした。(2022/05/03)


【写真 上(左)】 大混雑の時の鐘前
【写真 下(右)】 無人の時の鐘前(2020年のGW)

御朱印と画像をいくつか追加しました。

■ 埼玉県川越市の札所と御朱印-1(中心エリア)
■ 埼玉県川越市の札所と御朱印-2(周辺エリア)
■ 埼玉県川越市の近接市町の御朱印

埼玉県所沢市の札所と御朱印もつくりました。

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(2022/02/10、2022/08/16)
(2021/07/13)
(2021/04/16)
(2021/03/13)
(2021/01/01)
(2020/02/01)
御朱印を更に追加しました。
(2019/08/15)
全面リニューアルしました。
(2019/02/25)
(2018/10/06)
御朱印を更に追加しました。

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川越の御朱印はほぼほぼ拝受した気がするので(一部七福神除く)画像を交えてUPしてみます。川越は神社御朱印も多いので、こちらも併せてご紹介します。





【エリア概要】
江戸期、川越藩の城下町として繁栄した川越は戦災や震災を免れたため、多くの歴史的建造物が残る観光都市。
周辺はさつまいもの名産地で芋系グルメや鰻の名店も人気が高い。
メトロ副都心線の東急線乗り入れで城西方面や神奈川からのアクセスがよくなったこともあり、このところ観光客がさらに増えている模様。
市内各所で和風情緒を堪能できることからインバウンド客の人気も上がっている感じも・・・。


城下町だけに多くの寺社が点在し、歴代、老中格の親藩・譜代が城主を勤め「小江戸」と称されたこともあってか格式の高い寺院が目立つ。宗派は天台宗と浄土宗が多い。

パワースポットとして人気の高い川越氷川神社、川越八幡宮や天台宗の名刹喜多院など、オリジナル御朱印帳を頒布するメジャー寺社があり、御朱印デビューする観光客も多そう。

このあたりは鎌倉に似ているが、鎌倉ほどに御朱印授与に積極的な寺院は多くない印象。
目立つ寺院が非授与で、目立たない寺院が授与されたりするので結構マニアックなエリアでは?

それでも小江戸川越七福神が設定され、通年揮毫対応される寺院も多いので、かなりの御朱印を集めることができる。

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川越市の市域はけっこう広く、徒歩や周遊バスで回れる中心エリアと、車がないとアクセスがやっかいな周辺エリアでアプローチがことなるので、2エリアにわけてのご紹介です。

【中心エリア】
北は新河岸川南岸から南は国道16号まで、西は東武東上線から東は国道254線までのエリアで時間をかければ徒歩でも回れるし、周遊バスも多く運行されているので移動しやすい。

北部のメインスポットはなんといっても川越氷川神社
縁結びの神様で、女子ごのみのイベントが催され神社カフェもあるなど、いつも若い女性やカップルなどで賑わっている。
ここで御朱印デビューする女子はかなり多いとみられる。
こちらは童謡「通りゃんせ」の舞台として知られる三芳野神社の御朱印も授与されている。
(2020年秋現在の授与は不明)

北部には授与寺がいくつかあるが、メジャー霊場の札所はなく、拝受できるタイミングも難しい感じがある。
蔵造りの家並みの西側、喜多町、元町2、末広町2、連雀町にかけては市内屈指の寺町で風格ある大寺も多いが、見立寺、蓮馨寺など小江戸川越七福神の札所をのぞいて多くが非授与の模様。

そのさらに西の末広町1、六軒町、三光町には日蓮宗寺院が点在し、御首題を授与される寺院がいくつかある。
小江戸川越七福神のひとつ(弁財天)妙昌寺では書置タイプの御首題が授与されているので、御首題デビューにはいいかも。

市内観光のハイライト、喜多院のそばには成田山川越別院本行院もあって、寺院御朱印拝受のメインエリアとなっている。この2寺は札所でもあるので札所御朱印拝領の楽しみも。
また、日枝神社や東照宮など、川越を代表する神社もこのエリアに鎮座する。

川越駅近くになると、熊野神社や川越八幡宮。喜多院そばにある川越東照宮の御朱印は川越八幡宮で拝受できる。

南部では小江戸川越七福神がメインだが武蔵国十三佛の札所も入ってきて、周辺エリアの色合いも強くなる。

【周辺エリア】
工場の多い北部をのぞき、西部の笠幡・霞ヶ関、東部の伊佐沼周辺、南部の今福エリアなどに札所が点在しているが、上記のとおり公共交通機関でのアクセスはいずれも不便。
立地からしても川越観光の観光客よりも、札所巡りの参拝客がメインとなっている模様。

【川越市と札所】
なんといっても小江戸川越七福神がメジャー。多彩な宗派が参画しバラエティ豊かな陣容となっている。
小江戸川越七福神の札所の多くでは御本尊や別尊の御朱印も授与されているので、拝受数を稼ぐにはここの参拝が有効。

川越市内に札所が集中する霊場はなく、関東三十六不動尊、関東百八地蔵尊、関東九十一薬師、武蔵国十三佛など尊格系霊場の札所が点在するのみ。
武蔵国十三佛はあまり知られていないが、各札所の御朱印対応がしっかりしていて希少な尊格の御朱印を確実に拝受できるので注目かも。(ただし、本来は追善供養に関わる霊場なので、それなりの心構えはいるかもしれません。)

※先日、「平成 小江戸川越 古寺巡礼」という73箇寺からなるお寺めぐりコースを知りました。(→情報
これは2006年に刊行された同名の本(限定発売)にちなむもので、霊場とは言えないかもしれませんが、川越仏教会が関係し、一部のお寺では札所印つきの御朱印も授与されていたようです。

※先日、あるお寺さんでこの本をゲットしました。最後の1冊とのことで、現況、入手はむずかしいかもしれません。

コースに入っている檀家寺系のいくつかのお寺で授与を断られているので、現況では御朱印拝受はかなりむずかしい感じがあります。
それでも今回、いくつかの参画寺院で拝受しているのでご紹介します。(ただし、これらの寺院は御朱印授与を想定されていない感じもあり、タイミングもむずかしいかと思います。)

川越市内の代表的な寺院はほとんど名を連ね、廃寺や無住もほとんどないようなので、正式に霊場として開創すれば巡礼する人はかなりいるのでは。
ただし、真宗、日蓮正宗など、通常は御朱印を授与されない宗派も複数含まれているので、全寺御朱印拝受はむずかしいかと思います。

【拝受データ】 (おおむね北部から。現時点で授与休廃止の可能性あり、形態(直書・書置など)は状況により変化する可能性大です。)
※ このところWeb上で拝受可の情報がある非札所系のお寺で、非授与となっているケースが増えているようです。(とくにメジャーな寺社のそばの寺院)
ご住職や大黒さんなどのお話から察するに、拝受希望者が増えて対応しきれなくなったこと、あるいは、礼を失する不届き者の存在などもあるような感じがします。
なので、札所でない寺院については、寺院名を伏せることにします。
(著名な大寺やWebなどで積極的にPRされている寺院は掲載しました。)

[中心エリア]

■ (小久保)神明神社 

川越市神明町204 ※新河岸川北岸ですが、中心部から歩けるのでこちらでご紹介
御祭神:天照大神、豊受姫命
旧社格:
元別当:良學院(教学院)
授与所:山田八幡神社(開運十四社詣)
朱印揮毫:小久保 神明神社 直書(筆書) ※「開運十四社詣」の印判
・修験との所縁がふかい神明社。

■ 稲荷山 称名院 東明寺

川越市志多町13-1
時宗 御本尊:虚空蔵菩薩
札所:小江戸川越古寺巡礼第31番
朱印尊格:虚空蔵菩薩(虚空蔵)
札番:なし
直書(筆書)
・鎌倉時代中期に各地を行脚され、時宗の宗祖となられた一遍上人の開山とされる市北部の名刹で、本山清浄光寺(遊行寺)の直末。御本尊・虚空蔵菩薩はは慈覚大師円仁の作と伝わる。
・天文十五年(1546年)、北条氏康が上杉憲政・上杉朝定・足利晴氏の連合軍を寡兵をもって打ち破った河越夜戦(東明寺口合戦/日本三大夜戦の一つ)の戦場跡とされる。
・御朱印尊格は時宗ではめずらしい虚空蔵菩薩。タイミングが合えば拝受できる。

■ 川越氷川神社



川越市宮下町2-11-3
御祭神:素盞嗚尊、脚摩乳命、手摩乳命、奇稲田姫命、大己貴命
川越の総鎮守、別表神社
授与所:境内授与所 / 御朱印帳あり
朱印揮毫:氷川神社 直書(筆書)
・創建はじつに欽明天皇二年(541年)とされる古社。室町期の長禄元年(1457年)、太田道真・道灌父子による川越城築城以来、城下の守護神・藩領の総鎮守として歴代城主により篤く崇敬された。(社伝)
・「縁むすびの神様」として知られ、境内は女子やカップルでつねに賑わっている。とくに夏場に開催される「縁むすび風鈴」は抜群の人気を誇り、近年は限定御朱印も授与されている模様。


  
【写真 上(左)】 川越氷川祭の御朱印
【写真 下(右)】 縁むすび風鈴の御朱印

■ 八坂神社

川越市宮下町2-11-3
御祭神:素盞嗚尊・奇稲田姫命
川越氷川神社境内社(摂社)
授与所:川越氷川神社授与所
朱印揮毫:八坂神社 直書(筆書)
・川越氷川神社には多くの摂社・末社が鎮座するが、御朱印を授与されているのは当社のみとみられる。川越の夏の風物詩、きゅうりをお供えする八坂祭の祭礼社。

■ 三芳野神社


【写真 上(左)】 川越氷川神社社務所授与の御朱印
【写真 下(右)】 三芳野神社社務所授与の御朱印

川越市郭町2-25-11
御祭神:素戔嗚尊、奇稲田姫命 / 相殿配祀:菅原道真公、誉田別命
旧社格:県社
授与所::境内社務所(ご不在時等、従来どおり川越氷川神社の授与となるかもしれません。)
朱印揮毫:三芳野神社 直書(筆書)
・川越城本丸御殿の東側に鎮座。大同年間(806~810年)に大宮氷川神社を勧請して創建、後に北野天神社から天神様が勧請されて「お城の天神さま」として親しまれたという。
・童唄「通りゃんせ」発祥の地とされるが、これについては川越城の曲輪の変遷も絡んで多くの説があり、面白そうなので別にまとめます。

■ (富士見櫓跡)御嶽神社

埼玉県川越市郭町2-15
朱印揮毫:御嶽神社 (筆書)
・天守閣のなかった川越城には、東北に二重の虎櫓、本丸北に菱櫓、西南隅に富士見櫓が、合戦の際の物見や防戦の足場として設けられ、なかでも富士見櫓はもっとも高いところにあったとされている。
現在、櫓は取り壊され、跡地に御嶽神社、浅間神社、冨士見稲荷大神が祀られている。
位置などはこちら → 川越の観光と地域情報Web「カワゴエール」

※こちらについては情報が少ないのですが、公式facebookによると、祭祀者は神道大教 木曽御嶽川越大教会で、冨士浅間神社は「富士山本宮講社の川越分社として設立」されたようです。
なお、神道大教は教派神道、神道十三派のひとつで、本局は港区西麻布にあります。

現況、不定期ながら「御嶽神社」と「冨士浅間神社」の御朱印を授与されているようです。
授与日については、公式facebookで告知されている模様です。

■ (富士見櫓跡)冨士浅間神社

埼玉県川越市郭町2-15
朱印揮毫:冨士浅間神社 (筆書)
上記のとおり、冨士浅間神社の御朱印授与も始められました。
ただし、常駐ではないので、上記facebookなどでの確認がベターかと思います。
川越には富士見町に(小)仙波浅間神社があり、毎年7月13日の「初山」では、子どものおでこに御朱印が捺されますが、紙にて授与される御朱印はないようです。
なので、こちらでいただけるようになった「冨士浅間神社」は貴重な御朱印かと思います。

■ 浮島稲荷神社

埼玉県川越市久保町17-626
御祭神:倉稲魂命
授与所:境内ないし熊野神社(連雀町)
朱印揮毫:浮島稲荷神社 印刷?
・太田道灌が川越城築城の際、地域守護のためにこの地に祀ったといいます。
・安産・子育ての神様として知られ、地元では「うきしまさま」と尊称されます。
・最近、御朱印授与が開始され、第1・第3日曜は境内で授与されます。(お納め300円)
・それ以外の日は熊野神社(連雀町)で授与されます。(お納め500円)

■ 来迎山 紫雲院 大蓮寺

川越市元町2-8-25
浄土宗 御本尊:阿弥陀如来 
札所:小江戸川越古寺巡礼第24番


朱印尊格:阿弥陀如来
主印:種子「カ」・地蔵菩薩 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)


朱印尊格:阿弥陀如来・和顔地蔵尊
主印:種子「キリーク」・阿弥陀如来 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)

・永禄十年(1567年)、鎮蓮社感譽上人願故存貞大和尚(北条氏康公次男)の開山、河越城城将大導寺駿河守政繁の母寳池院(蓮馨尼)の開基とされる浄土宗の古刹。

■ 長久山 本應寺


 
川越市石原町1-4-9
日蓮宗
札所:小江戸川越古寺巡礼第24番
朱印尊格:御首題 / 御朱印「妙法」
札所印:なし
直書(筆書)
・寛永三年(1626年)谷中感應寺の日長上人を招請して開山と伝わる日蓮宗寺院。旧本山は身延山久遠寺。

■ 六塚稲荷神社


川越市元町2-8-12
御祭神:豊受姫命(荼枳尼天像)
元別当:高澤山 妙智院 観音寺(石原町、天台宗)
授与所:川越氷川神社授与所
朱印揮毫:六塚稲荷神社 書置(筆書)
・菓子屋横丁のそば、新河岸川にかかる高沢橋のたもとに御鎮座の稲荷神社。
・川越城主太田道真(太田道灌の父)が川越開拓の際に切り崩した六つの塚に稲荷社を祀ったのが創祀と伝わる。
・本殿は銅板葺一間社流造で三手先の腰組や華麗な彫刻を備え、市指定文化財に指定。
・身舎背面には亀を助ける浦島太郎、手挟には波間に泳ぐ亀の彫刻。
・境内社の琴平神社・三峰神社・八幡神社の三社は、大蓮寺内から明治の神仏分離により当社へ合祀と伝わる。
・御朱印は新たに川越氷川神社にて授与を開始しています。川越氷川神社で他の兼務社の御朱印授与についてお伺いしましたが、三芳野神社と六塚稲荷神社のみとのことでした。

■ 高澤山 妙智院 観音寺

川越市石原町1-18-1
天台宗 御本尊:聖観世音菩薩
札所:小江戸川越古寺巡礼第5番
朱印尊格:正観世音菩薩(正観世音)
主印:種子「サ」・聖観世音菩薩 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)
・大同二年(807年)、弘法大師がこの地にとどまられ開創、御本尊の聖観世音菩薩は弘法大師の一刀三礼親作の霊佛と伝わる。「ささら獅子舞」で知られる。

■ 寿昌山 了心院 見立寺

川越市元町2-9-11
浄土宗 御本尊:阿弥陀如来 
札所:小江戸川越七福神 (布袋尊)、小江戸川越古寺巡礼第8番
・永禄元年(1558年)、河越城城将大導寺駿河守政繁が建立して建立寺と命名。一族中の存貞和尚(かんよぞんてい、増上寺の第10代法主)を小田原伝肇寺より招請して開山し、のちに見立寺と改めた。

朱印尊格:無量寿 (阿弥陀佛)
主印:三寶印
札所印:なし
直書(筆書)

朱印尊格:布袋尊
主印:三寶印
札所印:小江戸川越七福神
書置(筆書)

■ 蓮信山 妙養寺

川越市末広町1-4-5
日蓮宗
札所:小江戸川越古寺巡礼第44番
朱印尊格:御首題
札所印:なし
郵送(筆書)
・文永年間(1264~1274年)、宗祖日蓮大聖人が比叡山同学の仙波尊海僧正に再会するためこの地を訪れた際、宿を提供した蓮信・妙養に法名を授けて建てた持仏堂が起源で、天文七年(1538年)日在上人が持仏堂を再興し蓮信山妙養寺と号したという。旧本山は身延山久遠寺。

■ 法眞山 妙昌寺

川越市三光町29
日蓮宗
札所:小江戸川越七福神 (弁財天)、小江戸川越古寺巡礼第42番
・大本山池上本門寺の末寺で、永和元年(1375年)、池上本門寺第四世日山聖人により現在の幸町に開創、開山は法眞院日意上人。寛保元年(1741年)、松平伊豆守信綱による川越城改修の際に当地・三光町に移転したという。土用丑の日の「ほうろく灸」で有名。
 
朱印尊格:御首題
札所印:なし
書置(筆書)


朱印尊格:御朱印(妙法)
札所印:なし
直書(筆書)


朱印尊格:弁財天
札所印:小江戸川越七福神
書置(筆書)

■ 清谷山 十念寺

川越市末広町3-11-1
時宗 御本尊:阿弥陀三尊
札所:小江戸川越古寺巡礼第17番
主印:三寶印
札所印:なし
直書(筆書)
・川越時宗四箇寺のひとつ。開基は室町中期とみられる古刹で元和元年(1616年)に代官町(現・喜多町)より移転。藤沢清浄光寺(遊行寺)末。

■ 孤峰山 宝池院 蓮馨寺

川越市蓮雀町7-1
浄土宗 御本尊:阿弥陀如来 
札所:小江戸川越七福神 (福禄壽)、関東十八檀林、小江戸川越古寺巡礼第47番
・天文十八年(1549年)、北条氏康の家老で河越城主の大道寺駿河守政繁の母堂、蓮馨大姉が甥にあたる感誉存貞(かんよぞんてい、増上寺第十世)を招いて開山。当山の存応上人は、増上寺第十二世となり、徳川家康と代々将軍家が檀家となるなど川越を代表する名刹。
・呑龍上人は、当寺住職の存応上人の直弟子で、各地で卓抜した威神力を発揮された生き仏様で、当寺の御朱印の尊格となっている。

朱印尊格:呑龍上人
主印:種子「キリーク」・阿弥陀如来 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)


朱印尊格:福禄壽
主印:三寶印
札所印:小江戸川越七福神
印刷

■ 珈琲稲荷神社



川越市仲町1-35
川越珈琲焙煎所に祀られている稲荷神社。原則金・土・日の営業で、御朱印授与もその曜日となります。
朱印揮毫:珈琲稲荷神社 印刷

■ かえる神社

川越市中原町1-5-1
「ナチュリーラ」というウォーキングシューズショップの店頭に鎮座する名物神社。書置が基本のようだが、タイミングがよければ御朱印帳揮毫も。
朱印揮毫:かえる神社 書置(筆書)

■ 熊野神社

川越市連雀町17-1
御祭神:熊野大神で伊弉諾尊、事解之男尊、速玉之男尊の御三神
旧社格:村社、旧松郷の氏神、神饌幣帛料供進神社
朱印揮毫:熊野神社 直書(筆書)
・天正十八年(1590年)、蓮馨寺第二世然誉文応僧正が紀州熊野より勧請し創祀と伝わる。
・観光動線にも当たり、境内は参詣客で賑わっている。御朱印にも注力の模様。

毎年12月3日は「川越熊野神社 酉の市」で、境内社の大鷲神社は参拝客で賑わいます。
大鷲神社の御朱印は不授与ですが、「川越 酉の市」の印判つきの御朱印が授与されます。


■ 厳島神社

川越市連雀町17-1
御祭神:市杵島姫命
熊野神社境内社
授与所:熊野神社授与所
朱印揮毫:厳島神社 直書(筆書)
・熊野神社の境内社で、「銭洗弁天」としても親しまれている。

■ 秋葉神社

川越市連雀町17-1
御祭神:火之迦具土命
熊野神社境内社
授与所:熊野神社授与所
朱印揮毫:秋葉神社 直書(筆書)
・熊野神社の境内社、令和3年11月修復修禅後、御朱印授与開始。川越城主秋元氏ゆかりのお社。

■ 成田山川越別院 本行院

川越市久保町9-2
真言宗智山派 御本尊:不動明王
札所:関東三十六不動尊霊場第27番、小江戸川越七福神(恵比須天)、小江戸川越古寺巡礼第39番
・江戸時代末に石川照温師によって開創。廃寺となっていた川越久保町の本行院を再興すべく川越城主松平大和守に願い出てその許可を得る。嘉永六年(1853年)、成田山貫首照輪上人が御本尊不動明王のご分霊を開眼し、照温師に授与せられこれが成田山川越別院の起源となる。(以上公式Webより)
・成田山らしい華やぎのある境内で、成田山別院で複数の札所を兼ねていることもあり、賑わいをみせている。

朱印尊格:不動明王
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+宝珠)
札所印:なし (非札所の御本尊の御朱印)
直書(筆書)


朱印尊格:不動明王
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+宝珠)
札所印:関東三十六不動尊霊場第27番
書置(筆書)/専用納経帳


朱印尊格:不動明王
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+宝珠)
札所印:関東三十六不動尊霊場第27番
直書(筆書)/御朱印帳揮毫


朱印尊格:恵比須天
主印:種子 (蓮華座+宝珠)
札所印:小江戸川越七福神
書置(印刷?)


※2020年1月頃から新たに「弘法大師」の御朱印(書置のみ)が授与されています。
ご縁日の21日、28日は特別な御朱印となります。

朱印尊格:弘法大師
主印:種子「ユ」・弘法大師・三鈷杵
「御影供 同行二人」の印刷
書置(筆書)
※21日のご縁日の御朱印


弘法大師空海(お大師さま)御生誕1250年記念御朱印(令和5年6月版)
朱印尊格:弘法大師
主印:種子「ユ」・弘法大師・三鈷杵
「お大師さまのお言葉」
書置(筆書)

※2020年6月1日から新たに「荼枳尼天尊」の御朱印(書置のみ)が授与されています。
境内社の出世稲荷大明神の御朱印とみられます。

朱印尊格:荼枳尼天尊
主印:お面
「川越稲荷」の揮毫
書置(筆書)

■ 星野山 無量寿寺 喜多院


川越市小仙波町1-20-1
天台宗 御本尊:阿弥陀如来
札所:関東三十六不動尊霊場第28番、小江戸川越七福神 (大黒天)、小江戸川越古寺巡礼第6番
・奈良時代、仙芳仙人が仙波辺の漫々たる海水を法力により除き、そこに尊像を安置したと伝わる。平安時代の天長七年(830年)、淳和天皇の勅により慈覚大師円仁により創建された勅願寺で無量寿寺と号した。慶長四年(1599年)天海僧正(慈眼大師)は第27世の法灯を継がれ、仏蔵院北院を喜多院と改めた。以後徳川宗家の尊崇厚く、川越のみならず関東屈指の名刹として名を高める。(以上公式Web等より)



【写真 上(左)】 元三大師のご縁日(だるま市)の御朱印
【写真 下(右)】 御朱印帳
※この大サイズの御朱印帳は川越のみならず、関東でも屈指の紙質だと思います。
(書き手の方から何度か『書きやすい』といわれたことあり。)
喜多院・五百羅漢入口の売店で購入できます。
 
朱印尊格:川越大師
主印:三寶印
札所印:なし
直書(筆書)

 
朱印尊格:川越大師
主印:三寶印
札所印:なし
直書(筆書)


朱印尊格:川越大師不動
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:関東三十六不動尊霊場第28番
書置(筆書)/専用納経帳


朱印尊格:川越大師不動
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:関東三十六不動尊霊場第28番
書置(筆書)/御朱印帳揮毫


朱印尊格:大黒天
主印:種子「マ」・大黒天 (宝珠)
札所印:小江戸川越七福神
書置(印刷?)

■ 仙波日枝神社


川越市小仙波町1-4-1
主祭神:大山咋神
旧社格:県社、喜多院の鎮守社、喜多院寺領旧小仙波村鎮守
元別当:喜多院(社務執行)
授与所:拝殿前(書置)
朱印揮毫:日枝神社 書置(筆書)
・慈覚大師円仁が喜多院を創建した際に、その鎮守として貞観二年(860年)に坂本の日吉大社を勧請して創祀と伝わり、東京赤坂の日枝神社の勧請元とされる。当初は喜多院境内にあったが、大正時代に県道建設のため仙波古墳群の一部を開削して当地に遷座。

■ 仙波東照宮

川越市小仙波町1-21-1
主祭神:徳川家康公(東照大権現)
旧社格:無格社
元別当:喜多院(社務執行)
授与所:当社参道下、ないし川越八幡宮(閉扉時)
・喜多院第二十七世天海僧正が家康公を祀って創祀され、日光、久能山と並ぶ日本三大東照宮のひとつ。童謡「あんたがたどこさ」発祥の地ともいわれる。

朱印揮毫:仙波東照宮 書置(筆書)
開扉時門前授与所にて拝受


朱印揮毫:仙波東照宮 直置(筆書)
閉扉時川越八幡宮にて拝受

■ 星野山 無量寿寺 中院


川越市小仙波町5-15-1
天台宗 御本尊:阿弥陀如来
札所:関東八箇檀林、小江戸川越古寺巡礼第33番
朱印尊格:無量寿 (阿弥陀佛)
主印:種子「キリーク」・阿弥陀如来
札所印:なし
直書(筆書)
・天長七年(830年)、慈覚大師円仁が芳道仙人の古跡であった仙波の霊場を天皇に奏上、勅許を得て一寺を建立、星野山無量寿寺仏地院の勅号を賜り、のちに中院と号す。
・永仁四年(1296年)、比企郡の慈光寺から入られた尊海が中興して天台顕密の教えを広め、関東天台の教寺580余箇寺はすべて本院に付属し、関東天台の本山の勅許を得た。天台宗関東八箇檀林の筆頭の座も占めるすこぶる格式の高い寺院。
・高い格式を裏付けるように、境内は四季折々にすばらしく趣きがあります。 

▲ 光西寺

川越市小仙波町5-4-7
浄土真宗本願寺派
札所:小江戸川越古寺巡礼第10番
※Web上では授与情報がみつかりますが、授与されていないそうです。

■ 佛名山 常行院 西雲寺

川越市新富町2-5-4
浄土宗 御本尊:阿弥陀如来
札所:小江戸川越古寺巡礼第11番
・蓮馨寺の末寺で、開山は般舟三昧院西雲法師(正保二年(1649年)入寂)。境内に御座す日限三体地蔵尊は霊験あらたかで広く尊崇を集めている。

朱印尊格:阿弥陀如来
種子「キリーク」・阿弥陀如来 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)


朱印尊格:三体地蔵尊 (地蔵菩薩)
主印:三寶印
札所印:なし
直書(筆書)

■ 道人山 三心院 妙善寺

川越市菅原町9-6
天台宗 御本尊:不動明王
札所:小江戸川越七福神 (毘沙門天)、小江戸川越古寺巡礼第43番
・天僧尊能(寛永元年(1624年)入寂)が開山となり創建された天台宗寺院。

朱印尊格:不動尊 (不動明王)
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)
 

朱印尊格:毘沙門天
主印:種子「ベイ」・毘沙門天 (火焔宝珠)
札所印:小江戸川越七福神
書置(筆書)

■ 川越八幡宮


川越市南通町19-1
御祭神:応神天皇(誉田別命)
元別当:万蔵寺
授与所:当社授与所
朱印揮毫:川越八幡宮 直置(筆書)
・長元三年(1030年)、平忠常追討の際、甲斐守源頼信によって創祀されたと伝わる。
長禄元年(1457年)、川越城築城の際、太田道灌は当社を篤く崇敬し、分霊を川越城内の守護神として奉斎。爾来、川越の歴代城主の崇敬が深く、多くの寄進がなされている。

■ 創建千年祭記念御朱印帳と揮毫御朱印(限定:1000冊)

揮毫の「河越八幡宮」は、川越城主・酒井雅楽守忠衛奉納御神号とのこと。

■ 民部稲荷神社(川越八幡宮境内社)

川越市南通町19-1
御祭神:倉稲魂神
元別当:
授与所:川越八幡宮授与所
朱印揮毫:民部社 書置(筆書)
・八王子に住みついていた老狐にまつわる神社。
相撲をとった狐としてTBSの「まんが日本昔ばなし」でも紹介されたという。
もともとは川越の梵心山(現新富町2丁目付近)に鎮座されていたが、川越八幡宮境内に遷座されたと伝わる。
梵心山に再建された民部稲荷神社は、丸広百貨店川越店移転開業の際に本館屋上に守護神として遷座されたという。
相撲好きの狐だったので、「足腰の健康」に霊験あらたかとされ信仰を集めている。

■ 川越三峯神社

川越市南通町19-1
御祭神:伊弉諾命、伊弉冉命
元別当:
授与所:川越八幡宮授与所
朱印揮毫:川越三峯神社 書置(筆書)
・境内掲示に「当社境内に三峯御本社の遥拝社がお祀りされ(中略)川越八幡宮創建一千年記念事業の一環として令和二年に遷座」とあります。
常時授与かはわかりませんが、令和三年6月時点では御朱印を授与されていました。

■ 民部稲荷神社(丸広百貨店川越店御鎮座)

【写真 上(左)】 民部稲荷神社
【写真 下(右)】 立体駐車場前に御遷座中の民部稲荷神社


川越市新富町2-6-1
御祭神:倉稲魂神
元別当:
授与所:川越八幡宮授与所
朱印揮毫:民部稲荷社 書置(筆書)
・以前、丸広百貨店川越店屋上に御鎮座。2019年9月の屋上遊園地撤去工事に伴い一時クレアモールをはさんだ立体駐車場前に御遷座され、2021年6月に丸広百貨店川越店屋上にふたたび御鎮座。
丸広店内インフォメーションでは「御朱印は川越八幡宮様にて授与」との案内、川越八幡宮授与所でも「丸広百貨店屋上に御鎮座の民部稲荷神社の御朱印」と申告し授与いただけたので掲載します。
・現況、屋上は神社の他はベンチと人工芝が敷き詰められているだけですが、相撲好きの神様という伝承(別称を角力稲荷)もあり、お社脇に土俵を設け奉納相撲などを催すと、地元のスポーツ振興にもつながり有意義かもしれません。

■ 冷水山 清浄土院 長徳寺 (川越観音)

川越市仙波町3-31-23
天台宗 御本尊:阿弥陀如来
札所:小江戸川越古寺巡礼第27番
朱印尊格:大悲殿 (聖観世音菩薩)
主印:種子「サ」・聖観世音菩薩 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)
※Webでは御本尊阿弥陀如来の御朱印がみつかりますが、授与されていないそうです。
・平安時代、慈覚大師円仁の開山で、喜多院の末寺であったと伝わる天台宗寺院。また、当地は平安時代の豪族、仙波氏の館跡として川越市の史跡指定を受けている。

■ 自然山 大日院 天然寺

川越市仙波町4-10-10
天台宗 御本尊:金剛界大日如来
札所:武蔵国十三仏霊場第1番(不動明王)、小江戸川越七福神 (寿老人)、小江戸川越古寺巡礼第29番
・慈覚大師円仁草創の地と伝わり、天文二十三年(1554年)栄海による開山とされる天台宗寺院。御本尊・大日如来は慈覚大師の作とされる。

朱印尊格:大日如来
主印:種子「バーンク」・金剛界大日如来(荘厳体) (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:なし
直書(筆書)


朱印尊格:不動明王
主印:種子「カン」・不動明王 (蓮華座+火焔宝珠)
札所印:武蔵国十三仏霊場第1番
直書(筆書)

埼玉県川越市の札所と御朱印-2(周辺エリア)へつづく



【BGM】
Butterfly(バタフライ) - 木村カエラ(cover)


桜色舞うころ - 中島美嘉


千年の恋 - ANRI
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