近畿地方中部のお天気は、
日差しがあるので、暖かく感じた一日でした。
1995年1月17日・・・あれから29年経ちました。
利用していた施設での館内放送が12時に流れました。
「業務等に差し障りが無い方は、黙祷を・・・」というものです。
もちろん、手を止めることに問題がなかったので、黙祷しました。
29年前に私は、たいした被害を受けていません。
それでも、あの朝の揺れ、食器棚の扉が開き、食器が飛び出し、床で割れる音は忘れることは出来ません。
そして、揺れが収まった後の無音と・・・
少し前に寝室にしていた部屋を見て、ぞっとしました。
タンスが倒れ、反対側にある押し入れにふすまを突き破って倒れている!
そこで寝ていても下敷きにはならなかったかもしれないけれど・・・
新たに寝室にした部屋で、タンスと同じ向きで置いている本棚とかは倒れていないので、不思議だったな。
水道、ガスは駄目だったけれど、電気は問題なかったので、情報を得るのには苦労しませんでした。
また掃除機が使えたので、食器の破片を片付けることも出来ました。
社宅住まいだったので、男性達が協力して、倒れた家具などを起こしていました。
でも、防災とか備蓄とか言う意識はゼロだったので、水の確保に苦労しました。
最初の頃は、スーパーに行ってもペットボトルは売り切れ状態だったし。
被災地に優先的に降ろしてくれるようになって、やっと手に入るようになったのかな。
しばらくして、社宅の空き部屋に避難所に入っている方が自宅再建まで入居。
今で言う二次避難でしょうか。
口を揃えて、「コレでゆっくり過ごせる。」とおっしゃっていたのが印象に残っています。
そして今・・・食品の備蓄と言っても、賞味期限を見て焦っています。
もっとローリングストックをしなくては!
キャットフードもだ・・・
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