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第5回 Hautepierre付近の将来延伸計画
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5-1.将来計画概要
1994年11月に開業したA線は、1998年に南の終端のBaggerseeからIllkirch Luxenbuhlまで延伸されたが、北西のHautepierre方面は、開業以来特に変化は見られなかった。
しかし、年末年始にストラスブールに行った際、Homme de Fer電停に、A線の北西方面の将来計画を示す看板が掲げられていた。
この看板は、ストラスブールがトラムを選択してから20年が経過したことを祝した「20 ANS QUE CE BOUGE」キャンペーンで掲げられた看板のうちのひとつであるが、このキャンペーンの詳細は、次回(第6回)で紹介する。
これによると、Hopital de Hautepierre電停の先で分岐しOberhausbergen・Zenith方面に至る路線(以下A1線とする)、もう一方はDante電停の先から南方に分岐し、Koenigshoffen方面に至る路線(以下A2線とする)が計画されている。
A1線は、さらに分岐する将来計画もあるようである。
そして、A1線が現在のHautepierre Maillon電停付近を経由するためか、現在のHautepierre Maillon電停付近は廃止される模様である。
路線の付替えにより、という理由であるが、初の廃線が出てくるようである。
路線の計画図には電停から400mの範囲で黄色い円が描かれている。
駅勢圏のイメージと思われるが、電停からおおむね徒歩5分圏内にカバーしようと言ったところだろうか。
電停設置の考え方が伺える。
5-2.現地を歩く
さて、分岐箇所と、計画が実行されれば廃止されると思われる区間を現在のA線に沿って歩いてみた。
Hopital de Hautepierreを出てDanteに向かう途中、約60度曲がるカーブがあるが、ここでA1線が分岐し、画面左に向かう。
なお、奥の高い建物はHautepierre病院である。
分岐したA1線はこちらの道路を走行することとなる。
何年か経ったら工事が始まるのだろうか。
Danteを出ると、Hautepierre Maillonまで約60度曲がるカーブを3回通る。
写真手前が一つ目のカーブ、奥のカーブ箇所で、A2線が左側に分岐する。
分岐するA2線はこちらの道路を走行することとなる。
そして、Hautepierre Maillon電停までの区間は廃止されるようである。
Hautepierre Maillon電停の引上げ線の先端まで歩くと、A1線が整備される道路はすぐ目の前だが、現在は緑豊かな街路だ。
△Hopital de Hautepierre方面
奥の高い建物はHautepierre病院
△Oberhausbergen・Zenith方面
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次回に続く
<過去の関連記事と今後の連載予定>
第1回 2008年に開業したB線Elsau以西乗車記【2月11日up】
第2回 F線工事現場を歩く【2月11日up】
第3回 KrimmeriとDuc d’AlsaceのP+R駐車場【2月13日up】
第4回 ユーロトラム(1000系)とシタディス(2000系)の車両運用【2月13日up】
第5回 Hautepierre付近の将来延伸計画
第6回 トラムを選択して20年
第7回 中心部のゾーンシステム
第8回 まとめ(?)
第5回 Hautepierre付近の将来延伸計画
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5-1.将来計画概要
1994年11月に開業したA線は、1998年に南の終端のBaggerseeからIllkirch Luxenbuhlまで延伸されたが、北西のHautepierre方面は、開業以来特に変化は見られなかった。
しかし、年末年始にストラスブールに行った際、Homme de Fer電停に、A線の北西方面の将来計画を示す看板が掲げられていた。
この看板は、ストラスブールがトラムを選択してから20年が経過したことを祝した「20 ANS QUE CE BOUGE」キャンペーンで掲げられた看板のうちのひとつであるが、このキャンペーンの詳細は、次回(第6回)で紹介する。
これによると、Hopital de Hautepierre電停の先で分岐しOberhausbergen・Zenith方面に至る路線(以下A1線とする)、もう一方はDante電停の先から南方に分岐し、Koenigshoffen方面に至る路線(以下A2線とする)が計画されている。
A1線は、さらに分岐する将来計画もあるようである。
そして、A1線が現在のHautepierre Maillon電停付近を経由するためか、現在のHautepierre Maillon電停付近は廃止される模様である。
路線の付替えにより、という理由であるが、初の廃線が出てくるようである。
路線の計画図には電停から400mの範囲で黄色い円が描かれている。
駅勢圏のイメージと思われるが、電停からおおむね徒歩5分圏内にカバーしようと言ったところだろうか。
電停設置の考え方が伺える。
5-2.現地を歩く
さて、分岐箇所と、計画が実行されれば廃止されると思われる区間を現在のA線に沿って歩いてみた。
Hopital de Hautepierreを出てDanteに向かう途中、約60度曲がるカーブがあるが、ここでA1線が分岐し、画面左に向かう。
なお、奥の高い建物はHautepierre病院である。
分岐したA1線はこちらの道路を走行することとなる。
何年か経ったら工事が始まるのだろうか。
Danteを出ると、Hautepierre Maillonまで約60度曲がるカーブを3回通る。
写真手前が一つ目のカーブ、奥のカーブ箇所で、A2線が左側に分岐する。
分岐するA2線はこちらの道路を走行することとなる。
そして、Hautepierre Maillon電停までの区間は廃止されるようである。
Hautepierre Maillon電停の引上げ線の先端まで歩くと、A1線が整備される道路はすぐ目の前だが、現在は緑豊かな街路だ。
△Hopital de Hautepierre方面
奥の高い建物はHautepierre病院
△Oberhausbergen・Zenith方面
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次回に続く
<過去の関連記事と今後の連載予定>
第1回 2008年に開業したB線Elsau以西乗車記【2月11日up】
第2回 F線工事現場を歩く【2月11日up】
第3回 KrimmeriとDuc d’AlsaceのP+R駐車場【2月13日up】
第4回 ユーロトラム(1000系)とシタディス(2000系)の車両運用【2月13日up】
第5回 Hautepierre付近の将来延伸計画
第6回 トラムを選択して20年
第7回 中心部のゾーンシステム
第8回 まとめ(?)