今年も夏の甲子園が始まった。
昔は毎年のように楽しみに見ていた高校野球。
甲子園まで、夏の開会式を観に行った事もある。
しかし、だんだんと興味も薄れ、
今年は気がついたら、代表校が決まっていた感じだった。
しかし、今日の開会式。
4年ぶりに、『観衆と全員の行進による開会式』となった。
「いつもの」夏の光景が見られ、
やはり、甲子園の高校野球はいいなと感じる。
観衆で思い出すことが二つ。
31年前の、あの明徳義塾-星稜戦。
松井秀喜選手が5敬遠され、
勝った明徳義塾の校歌が流れている間、
スタンドから「帰れコール」が起こった試合だ。
翌日のスポーツ新聞に載った記事だ。
『勝者にも敗者にも優しかったはずの甲子園で、
帰れというコールは残念でならない』
しかし、明徳義塾が次の試合で敗れ、
甲子園を去る時にスタンドからは温かい拍手が送られた。
この時のNHKのアナウンサーが
『甲子園が、いつもの甲子園に戻りました』と語った。
優しい拍手は失われていなかったのだ。
そして昨年。
決勝で仙台育英が下関国際を下し、
東北に初の大旗が渡った。
翌日のネットの記事は、ほとんどが仙台育英の偉業を伝えた。
これは当然であろうが、
たった一社だけ、伝えていた記事があった。
『閉会式も終わり、最後に敗れた下関国際の選手がグラウンドを去る時、
甲子園のスタンドの観衆は、
スタンディングオベーションで、下関国際を見送った』
スタンディングオベーションで
最後の温かな拍手を浴びた下関国際の選手は、
優勝旗にも増して、
大きな思い出をもらったに違いない。
甲子園の主役はもちろん選手。
そしてアルプスで応援をする両校の声援だ。
しかし、その雰囲気を大きく色付けをするのが、
甲子園の観衆なのだ。
私も甲子園に観に行きたいが、なかなかそうもいかない。
甲子園で観ている観衆の皆さんには、
強く、大きく、温かな色付けをお願いしたいと願っている。
昔は毎年のように楽しみに見ていた高校野球。
甲子園まで、夏の開会式を観に行った事もある。
しかし、だんだんと興味も薄れ、
今年は気がついたら、代表校が決まっていた感じだった。
しかし、今日の開会式。
4年ぶりに、『観衆と全員の行進による開会式』となった。
「いつもの」夏の光景が見られ、
やはり、甲子園の高校野球はいいなと感じる。
観衆で思い出すことが二つ。
31年前の、あの明徳義塾-星稜戦。
松井秀喜選手が5敬遠され、
勝った明徳義塾の校歌が流れている間、
スタンドから「帰れコール」が起こった試合だ。
翌日のスポーツ新聞に載った記事だ。
『勝者にも敗者にも優しかったはずの甲子園で、
帰れというコールは残念でならない』
しかし、明徳義塾が次の試合で敗れ、
甲子園を去る時にスタンドからは温かい拍手が送られた。
この時のNHKのアナウンサーが
『甲子園が、いつもの甲子園に戻りました』と語った。
優しい拍手は失われていなかったのだ。
そして昨年。
決勝で仙台育英が下関国際を下し、
東北に初の大旗が渡った。
翌日のネットの記事は、ほとんどが仙台育英の偉業を伝えた。
これは当然であろうが、
たった一社だけ、伝えていた記事があった。
『閉会式も終わり、最後に敗れた下関国際の選手がグラウンドを去る時、
甲子園のスタンドの観衆は、
スタンディングオベーションで、下関国際を見送った』
スタンディングオベーションで
最後の温かな拍手を浴びた下関国際の選手は、
優勝旗にも増して、
大きな思い出をもらったに違いない。
甲子園の主役はもちろん選手。
そしてアルプスで応援をする両校の声援だ。
しかし、その雰囲気を大きく色付けをするのが、
甲子園の観衆なのだ。
私も甲子園に観に行きたいが、なかなかそうもいかない。
甲子園で観ている観衆の皆さんには、
強く、大きく、温かな色付けをお願いしたいと願っている。
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