いよいよ一週間後に迫ってきたぜ!ケケケケ・・・
何がって、『THRASH DOMINATION 08』に決まってますやん!
スラッシャーの私にとってはラウパーよりも重要なメタルイベント・・・とは言うものの、実は今回は3年振りの参戦なんですよね。
東京遠征となるとやっぱそれなりの面子がそろってくれなきゃ腰が重くなっちまうんですよ~、その時点でスラッシャー失格かな。
んじゃま、そろそろいきますか・・・
毎年(参加しようがしまいが)当ブログ恒例となってしまった、スラドミ特集週間スタート!
まず第一弾は、「イ~ボ~~!!」でお馴染み、ベイエリアの秘密兵器FORBIDDEN。

元SLAYERのポール・ボスタフがオリメンでドラム叩いてたことでも有名なバンドですね。
彼らの名作といえば、前身バンド名をタイトルに冠した1988年のデビュー作『FORBIDDEN EVIL』。
フォビドンはスラッシュメタルにしては整合感があり、メロディアスな展開を持つバンドです。
ツインギターの2人はメロディックパワーメタルバンドのように(いや、それ以上に)流麗なソロを弾きまくりで、常にバトルってます。
特に名曲#3“THROUGH EYES OF GLASS”におけるスリリングなソロワークはメタル史上に残る名演!
そしてなんといってもラス・アンダーソンの歌えるハイトーンも注目に値するだろう。
彼のお得意フレーズは「イーボー!!(もしくはイボ~~~)」2ndでもこのフレーズけっこう出てくるし。
特にタイトル曲#4“FORBIDDEN EVIL”での「フォビドーン、イ~~ボアアアアアア~~~!!」の雄叫びは絶品です。
こうかくとパワーメタルに限りなく近いエセスラッシュバンドなのかというとそうではなく、アグレッシヴに刻まれるリフの獰猛さとツーバス踏みまくりの畳み掛けるような攻撃性は、紛うことなきスラッシュメタルのそれである。
ただ近年のライブ映像を見てもらったら分かりますが、ラスのハイトーンヴォイスはすっかり影を潜めてしまっている・・・
正直ハイトーンのないフォビドンなんて、たかたのいないジャパネットのようなもの。
“CHALICE OF BLOOD”ので出しのハイスクリームが聴けないのは悲しすぎる・・・
でも演奏力のあるバンドなので、ライブはそれなりに盛り上がると思いますよ。
1989年ライブ。『Ultimate Revenge 2』より
あらあら、2番目でヴォーカルズレちゃってますね。
今日の1曲:『THROUGH EYES OF GLASS』/ FORBIDDEN