AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

追悼リック・ライト ~あなたがここにいてほしい~

2008年09月17日 | プログレッシヴ草稿
スラドミ特集週間の最中ですが、突然の訃報に大変ショックを受けております。

ああ、フロイド復活の噂も夢となってしまいました。

それにしても早すぎる!!


以下、BARKSより転載

ピンク・フロイドの創設メンバーの1人、リチャード(リック)・ライト(Key)が月曜日(2008年9月15日)、がんのため亡くなった。
65歳だった。


リック・ライトは60年代半ば、ロジャー・ウォーターズ(B/Vo)、ニック・メイソン(Dr)とロンドンの建築学校で出会い、彼らやウォーターズの友人だったシド・バレットと共にピンク・フロイドの原型となるバンドを結成。



70年代後半頃になると、ロジャーズとの対立が激しくなり、『The Wall』('79年)制作時に一度バンドを脱退('81年まではセッション・ミュージシャンとしてツアーに参加)したものの、その後、デヴィッド・ギルモア、メイソンが再始動したピンク・フロイドで復帰。
2005年に<Live 8>で実現した伝説のリユニオンにも参加している。

Pink Floyd - Comfortably Numb (Recorded at Live 8)


ピンク・フロイドだけでなく、ソロ・アルバム『On An Island』でもコラボするなど親しくていたデヴィッド・ギルモアは、オフィシャル・サイトに以下のような追悼文を掲載した。

「誰もリチャード・ライトに取って代わることはできない。彼は僕のミュージカル・パートナーであり友人だった」「穏やかで謙遜、人前に出たがらなかったが、彼のソウルフルなヴォイスとパフォーマンスは、ピンク・フロイドのサウンドにおいて極めて重要で魔法のような存在だった」「僕の気持ちを言葉で表すのは簡単なことではない。でも、僕は彼を愛していた。本当に寂しく思う」


リックは決してテクニカルなキーボーディストではなかったけど、『原子心母』、『おせっかい』などにみられるフロイド特有の、どこどこまでも広がっていくような幻想的な音空間を構築する担い手の一人だったと思います。




高校生になってプログレ音楽を聴き始めて、いろいろな超絶キーボーディストのいるバンドを漁っておりましたが、最終的に一番私の心に響いたのは、ウェイクマンでもキースでもなく、リチャードの奏でる、羊水に包まれるかのような、ゆったりとしたあの音色だったように思う。
彼はウェットなフロイドの中では、“やさしさ”担当の人っていう感じ。
リックが書いた“SUMMER ’68”“絵の具箱”などの牧歌的な曲も本当に好きだった。



メンバーの中ではルックスも一番よかったと思うし。
笑顔がとてもステキでした。

ご冥福をお祈りいたします。





今日の1曲:『Time』/ Pink Floyd
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