これは最近落札したアイテムの中でもかなりの掘り出しもん。
COLOSSEUM Ⅱの1st『STRANGE NEW FLESH』紙ジャケリマスター盤である。
以前の記事ですでに紹介済み(テイチク盤)の作品であるが、今回入手したのは、単に紙ジャケリマスターなだけではなく、“エクスパンデッド・エディション”であるということ。
「エキスパン・・エディションって、なんやねん?」とのご質問があるかと思われますが、2枚組み仕様でなんと、CDをまたいで計13曲もの未発表音源が詰め込まれていることから、おそらく“超テンコ盛り盤”、あるいは“贅沢盤”とかいう意味ではないかと。
すでに廃盤だったので、これをかなりのお手ごろ価格でゲット出来たのは奇跡というほかない。
う~ん、今年の運をすべてこれに使い果たした感がある。
この第一期COLOSSEUM Ⅱは、ジョン・ハイズマン(dr)をはじめ、ゲイリー・ムーア(g)、ニール・マーレイ(b)、ドン・エイリー(key)と、錚々たるメンバーが集結したいわゆるスーパーバンド。
本作はそんな各技巧プレイヤー達の超絶テクバトルを余すことなく堪能できるゴージャスな内容となっている。とくに1曲目のインストナンバー“Dark Side of The Moog”は、ジャズ・ロック史上に残る名曲。これだけでもノックアウトされること必至だろう。
ジョニ・ミッチェルのカヴァー#2“Down To You”や、ファンキーな#3“Gemini and Leo”などのキャッチーな歌モノもあるが、基本的には長尺のインストゥルメンタルに無理やり歌を乗っけたようなきらいがあって、マイク・スターズの暑苦しいハイトーンヴォーカルがやっぱりジャマに感じる。
それは、Disc-1のボートラ残り3曲でもいえる。1stレコーディング前のデモ音源で、3rdでゲイリーがVoを担当していた“Castles”のマイク・スターズVer.が聴けるのは貴重かと。
まぁ本編6曲だけでも密度の高い内容量で、すでにDisc-1の段階でお腹いっぱいすぎて2枚目は明日に持ち越したくなるが、Disc-2もその濃密度は凄まじい。
まず、2ndレコーディング前のデモ音源が7曲収録されており、うち3曲が未発表曲。これらを今回蔵出ししてくれたのは本当にありがたかった。
#1“Night Creeper”は、コロシアムでゲイリーが歌う曲の中では一番ハマっていると思う。#2“The Awakening”でのドン・エイリーの独壇場ともいえるキーボードワークも秀逸。#3“Siren Song”では、トーキングモジュレーターを導入するなど、デモの段階で様々な試みを実践しているゲイリーの貪欲さも垣間見られる。
4~6のデモ段階では、マイク・スターズ、そしてニール・マーレイが脱退し、ベースがジョン・モールに交代しているとのことだが、実質ボートラ内でマイクが歌っているのはライブ含めて4曲で、2ndデモの段階ですでに全く関与しておらんかったのではないかと。
ラスト3曲のライブ音源も音質はまぁまぁで、ライブアレンジ力もさることながら、彼らの演奏力の凄まじさが実感できる。“The Awakening”でのゲイリーVSドンのバトルは、ライブでますます熾烈さを増している。
いやいや、まさにエクスパンデッド!?
もーお腹ポンポン!
今日の1曲:『Down To You』/ COLOSSSEUM Ⅱ
COLOSSEUM Ⅱの1st『STRANGE NEW FLESH』紙ジャケリマスター盤である。
以前の記事ですでに紹介済み(テイチク盤)の作品であるが、今回入手したのは、単に紙ジャケリマスターなだけではなく、“エクスパンデッド・エディション”であるということ。
「エキスパン・・エディションって、なんやねん?」とのご質問があるかと思われますが、2枚組み仕様でなんと、CDをまたいで計13曲もの未発表音源が詰め込まれていることから、おそらく“超テンコ盛り盤”、あるいは“贅沢盤”とかいう意味ではないかと。
すでに廃盤だったので、これをかなりのお手ごろ価格でゲット出来たのは奇跡というほかない。
う~ん、今年の運をすべてこれに使い果たした感がある。
この第一期COLOSSEUM Ⅱは、ジョン・ハイズマン(dr)をはじめ、ゲイリー・ムーア(g)、ニール・マーレイ(b)、ドン・エイリー(key)と、錚々たるメンバーが集結したいわゆるスーパーバンド。
本作はそんな各技巧プレイヤー達の超絶テクバトルを余すことなく堪能できるゴージャスな内容となっている。とくに1曲目のインストナンバー“Dark Side of The Moog”は、ジャズ・ロック史上に残る名曲。これだけでもノックアウトされること必至だろう。
ジョニ・ミッチェルのカヴァー#2“Down To You”や、ファンキーな#3“Gemini and Leo”などのキャッチーな歌モノもあるが、基本的には長尺のインストゥルメンタルに無理やり歌を乗っけたようなきらいがあって、マイク・スターズの暑苦しいハイトーンヴォーカルがやっぱりジャマに感じる。
それは、Disc-1のボートラ残り3曲でもいえる。1stレコーディング前のデモ音源で、3rdでゲイリーがVoを担当していた“Castles”のマイク・スターズVer.が聴けるのは貴重かと。
まぁ本編6曲だけでも密度の高い内容量で、すでにDisc-1の段階でお腹いっぱいすぎて2枚目は明日に持ち越したくなるが、Disc-2もその濃密度は凄まじい。
まず、2ndレコーディング前のデモ音源が7曲収録されており、うち3曲が未発表曲。これらを今回蔵出ししてくれたのは本当にありがたかった。
#1“Night Creeper”は、コロシアムでゲイリーが歌う曲の中では一番ハマっていると思う。#2“The Awakening”でのドン・エイリーの独壇場ともいえるキーボードワークも秀逸。#3“Siren Song”では、トーキングモジュレーターを導入するなど、デモの段階で様々な試みを実践しているゲイリーの貪欲さも垣間見られる。
4~6のデモ段階では、マイク・スターズ、そしてニール・マーレイが脱退し、ベースがジョン・モールに交代しているとのことだが、実質ボートラ内でマイクが歌っているのはライブ含めて4曲で、2ndデモの段階ですでに全く関与しておらんかったのではないかと。
ラスト3曲のライブ音源も音質はまぁまぁで、ライブアレンジ力もさることながら、彼らの演奏力の凄まじさが実感できる。“The Awakening”でのゲイリーVSドンのバトルは、ライブでますます熾烈さを増している。
いやいや、まさにエクスパンデッド!?
もーお腹ポンポン!
今日の1曲:『Down To You』/ COLOSSSEUM Ⅱ