AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

何もしたくない。

2022年08月15日 | まったり邦楽
盆休み、今年もほとんど寝て過ごしてしまった。
だって何もしたくないし、行きたいところもないから。

とりあえずブログ記事のひとつくらいアップしておこうかと、坂本慎太郎くんの6年ぶりの新作『物語のように』を2ヵ月遅れでレビュー。


しかし、これをどう評してよいものかと。
相変わらずの良作だし、文句のつけどころがない。
いつものセンス抜群のポップな内容だ。以前と何が変わったのかとかもない。
慎太郎くんによるジャケットアートも素晴らしい。
レコーディングメンバーも、ドラムに菅沼雄太氏、ベース&コーラスはAYAさん、そしてサックス&フルートには西内徹氏と、以前と変わらぬ鉄壁の布陣。
ゆえに感想に困る。


まぁタイトル曲にみられるように、多少ハワイアンなムードが増したかな?
でもそれも以前からそういうのあったような。

Like A Fable / Shintaro Sakamoto (Official Music Video)



「悲しい用事」などを聴いてると、ゆら帝時代の楽曲を彷彿とさせたりもする。


坂本くんがまだゆらゆら帝国で尖がったサウンドを響かせていた時代、私がまだ20代後半の頃によく聴いていた、エゴラッピンなどをはじめとするレトロでオシャレなムードの、いわゆる”昭和歌謡”的な邦楽ってのがある。
今ではもうそういうの全然聴かなくなってしまったけど。
この手のバンドのライブに足しげく通っていた頃、なんか場違いな疎外感を感じていた自分がいた。
なんか服装からしてみんなオシャレで、見に来てる客はみんなバンドの身内みたいな感じもあって。
吹奏楽器者が何人もいて、楽曲はだいたい裏打ちで、みんなオシャレなハットかぶって。
そういうカッコつけた型にハマったスタイルにだんだん嫌気がさしてきて。


そういうスカした連中が演ってたような曲を、坂本くんは自分流にサラリとシンプルにオシャレにやってしまう。
歌詞なんか聴くと、キザっぽくもあるのだが、そこには鼻につく気取りやイヤミなんかもない。
「愛のふとさ」を聴いたとき、ふとそう思った。





今秋にはツアーも開始される。
私はチケット先行で、神戸のクラブ月世界でのライブに見事当選した。

今から楽しみ。



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