元NIRVANAのドラマーであり、現FOO FIGHTERSのG兼Vo(このマルチ野郎!)のデイヴ・グロールが企画したコンピレーションアルバム『PROBOT』。
その中古品をヤフオクでようやく入手した。
本作では、デイヴがだいたい曲作って、各楽器も殆どこなしてるんだそうです。
つーかこのアルバムに参加してるゲストヴォーカルの面子がマジですごい!
VENOMのクロノス、MOTORHEADのレミー・キルミスター、SEPULTURAてゆーかSOULFLYのマックス・カヴァレラ、D.R.I.のカート・ブレヒト、C.O.C.のマイク・ディーン、CELTIC FROSTのトーマス・ウォーリアー、CATHEDRALのリー・ドリアン、VOIVODのスネイク、TROUBLEのエリック・ワグナー・・・と、私が大好きなバンドのヴォーカリストばっかですやん!
と、リリース当時大いに期待してCD屋で視聴してみたのですが、「ん?なんかちがうな・・・」と、その時は楽曲アレンジ共に全く共感できず、購入を見送ってしまったのでした。
で、今回改めてジックリ聴きこんでみたんですが!
・・・・・・・やっぱつまんないな。
てゆーかサウンドが全然好みと違んだな。このヘヴィロックみたいな感じが全然馴染めない。
デイヴがそのヴォーカルのイメージに合わせて作ったと思しき曲もあるんだけど、全然ヴォーカリストの特性とかけ離れとんなーっていう曲もけっこうある。
まぁみんな音域が狭く個性でねじ伏せるようなVoばっかりなんで、デイヴの作る曲やモダンなサウンドと合ってないというか、私自身が全然納得いかんのだわ。
FOO FIGHTERS(フジロック97でしかマトモに聴いとらんが)の音楽もあまり得意ではないので、まぁどうしようもないっちゃーないんやけど。
この中ではC.O.C.のマイク・ディーンが歌う“ACCESS BABYLON”が真っ当なハードコア曲で一番ハマってたかな。
まぁあれですよ。本作は私にとってコレクターズアイテムの一品みたいなもんなんですわ。
そう!皆様お気付きのように、一目見ればすぐわかるこの素敵なジャケを手掛けてるのは、我らがVOIVODアウェイ画伯なのですから!
そしてディスクにプリントされた各バンドのシンボルマークがたまんないね!
中坊の頃、よくノートに模写したり机に彫刻刀で彫ったりしてて、先生に見つかって「これは何や?」って尋問されては返答に困ったものさ!(心の中では「FUCK OFF AND DIE!」って叫んでた)
しかしええよな~セレブは。
自分がガキだった頃に憧れていたアーティストに自分の作った曲歌わせて、ジャケットまで描いてもらって、こんな企画盤作って商品化できるんだから。
贅沢な遊びですよ。
まぁ音楽性はおいといて、デイヴとはルーツがほぼ一緒なのでいいお友達にはなれそうかな。
今日の1曲:『Shake Your Blood (Featuring Lemmy)』/ Probot
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