AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

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2009年10月16日 | やっぱりメタル!!
最近ヤフオクでテイチクのカップリングCDを見つけては落札するのが趣味みたいになってきた。
こんな人生絶対に間違ってる!!
とは思うんですけどねぇ~・・・今さら変えられねえんだよ、この生き方。

今回落としたのはジャーマンスラッシュ三バカトリオの1つ、LIVING DEATHの4th「WORLDS NEUROSES+LIVE」。
不動産屋さんもよく口にするバンド名なので、みなさんも一度くらいは聴いたことあるかと思います。
もう1枚オマケで付いてた1stアルバムのクソジャケ写真がカモフラージュになったのか、競り合うこともなく、かなり安くで落とせました。

LIVING DEATHといえば、ドッカンドッカン突き進むストレート直球勝負の押せ押せスラッシュの典型。
ひたすら刻まれるリフに重戦車が大地を蹂躙するかのように畳み掛けるドラミング。
そしてなんといってもトルステン“トト”ベルクマンの赤子の夜鳴きのような金属質のスクリームとスラッシュにしては覇気のないコーラス隊が最大の特徴だ。
3rd「PROTECTED FROM REALITY」はジャーマンスラッシュ史上に残る屈指の名作だ。
トトのシンナーでラリってるチンピラのような歌い方がバツグンに素晴らしい。




本作はその次なる作品ということで大いに期待をして臨んだのだが・・・

なーんやこれ!?

メチャメチャ普通になってしもうとるやんけ!

特にヴォーカル。
ロバート・プラントが「LED ZEPPELIN」から一気に「IN THROUGH THE OUT DOOR」に移行したかのような声変わり様である。
それでも4曲くらいまではそれなりにスラッシュしており、特に#3“SHIZOPHRENIA”は本来の獰猛さが息づいているアグレッシヴな良曲。
しかしそれ以降はショボくれたNWOBHMみたいな楽曲ばかりが続き、あくびを禁じえない。

この頃バンド内ではすでにメンバー間の対立が起きてたみたいで、その後見事に分裂している。
原因はやっぱりヴォーカルが自分のSWEET趣味をバンドに持ち込もうとしたのが発端らしい。

とにかく、テイチクカップリングコレクターは大金はたいてムリに買う必要はないと助言しておこう。


今日の1曲:『SHIZOPHRENIA』/ LIVING DEATH

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