AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

人間椅子とコーヒー

2008年12月17日 | コンサート
性懲りも無く、今年2回目の人間椅子のライブ、『音曲歳暮周り』に行ってまいりました。
久々に大阪に出たいという思いもありまして、南船場のとあるカレー屋のビーフカレーを1度食ってみたいというグルメな動機もございまして。

会場に入って真っ先に目についたのが、20歳くらいの白人青年。どうやら1人で来てたみたい。
いや、今まで外人は何回か見かけたけど、ひとりでというのはちょっと珍しい。
よっぽど椅子が好きみたいで、メタリカのロゴをパロったデザインがありきたりな人間椅子メタボリックエンジェル(肥満天使)Tシャツを購入してた。

ちなみにこんなやつ↓。こないだのカーカスT着てる人も2人ほど見かけた。



私はクセでいつも左側に行ってしまうんだが、今回は右側の和嶋サイドのかなり前の方での観戦。ワウペダル踏むところもバッチリ見えましたよ。
入場テーマ曲は、前回と同じくアイアン・バタフライの“In A Gadda Da Vida”で、この変化のなさにはややテンションが下がってしまった。
しかし、私が初めて椅子のライヴ観た時以来となる「黄金の夜明け」のオープニングに、またちょっぴりテンションが上がった。
気になる外人を横目で見やると、フィストバンギングでノリノリだ。やっぱそうとう好きなんだな。
今度またひとりでライヴ来てるの見かけたら「Do You Like Human Chair?」って話しかけてみようかな。

で、今回の椅子ライヴ、前半のセットリストはかんなりよかった。
特によかったのが「怪人二十面相」~「夜が哭く」~「マンドラゴラの花」の三連打!この流れは本ライヴのハイライトでしょう!
「怪人二十面相」でのワジーのスライドギターは、篠原涼子やないけどグっときたなぁ~、映画『K-20』の公開も間近なので特に気合が入ってたのかな。
「マンドラゴラの花」もよりドゥーミーかつヘヴィなサウンドで、身体にズ~ンと響いたよ。そしてクリムゾンの“神の導き”を彷彿とさせるワジーのピーィィンと張り詰めるようなギターワーク!し、渋すぎる!
それにしても鈴木氏は今回ベース音歪ませすぎじゃね?

「莫迦酔狂い」「どだればち」「賽の河原」など私の大好物ナンバーや、ライブで初に聴けた「見知らぬ世界」とか、総合的にはご満悦セットリストだったんだが、やはり本編ラストに「地獄風景」、2回目アンコール「ダイナマイト」というお決まりのパターンには、いつも興醒めさせられる。
椅子のライヴって2時間以上もあるし、毎回レパートリーも変えてくるので、全体的な内容はかなり充実してるのだが、この2曲のせいでいつも不完全燃焼気分を味わされるのだ。

この2曲をラストに演られると、当分椅子のライヴはいいやって気分させられるのだ。
ただ、次回のライヴではどうも「陰獣」演るくさいので(1月発売予定のベスト盤にオリジナル歌詞で再録したとの事なので)また行ってしまいそう・・・


帰りは、いつものようにエクセルシオールカフェでコーヒーをやりながら、クトゥルー本を読み耽りまったりと過ごす。



今日の1曲:『見知らぬ世界』/ 人間椅子

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