今週末はいよいよTHRASH DOMINATION 2006が開催されますね!
スラッシュ万歳!!
スラッシュ最高!!
そこで今週はスラドミ週刊ということで、今年出演のスラッシュメタルバンドをピックアップしていきたいと思っております。
ちなみに今回私は参加いたしません。
まず第一弾としまして、ベイエリアの星DEATH ANGELについてお話しましょうか。
私が彼らの音と出会ったのはやはり中学生の頃、ある日スラッシュ仲間の中でもベイエリアクランチフリークのナガモが2枚のLPを引っさげてやってきました。
1枚はTESTAMENTの1st『THE LEGACY』、そしてもう1枚はDEATH ANGELの1st『THE ULTRA-VIOLENCE』でした。
今ではどちらも甲乙つけがたいベイエリア屈指の名盤なんですが、当時の私はTESTAMENTよりも断然DEATH ANGELの方が大変お気に召しまして、ナガモからテープにダビングしてもらったものを繰り返し繰り返し聴いては頭を激しく振りまくって首筋を痛めておりました。
このいかにも「スラッシュしてまっせ!」と言わんばかりの白を基調とした荒廃的ジャケット、暴力的なリズムに荒削りでエッジを利かせたリフワークにヴォーカルのヒステリックな絶叫。
正にスラッシャーの、スラッシャーによる、スラッシャーのための、スラッシュメタルアルバムなのです。
当時のメンバー達の平均年齢が17歳というのにも驚かされました。
その中でもドラマーのアンディ・ガレオンはこの時まだ14歳!!私と同い年である。
オリジナルメンバー全員がフィリピン系アメリカ人の親戚同士で、まぁ共同体的な環境だったんだろうね。
のっけから7分もあるひたすら突っ走るその曲名もM1“THRASHERS”。リードヴォーカルをとるのはベースのデニスとギターのロブ。歌詞カードには「Vocals Dennis and Rob」としか記されてなく、私は最初歌詞だと思って楽曲に合わせてこの一文を歌っていてツレに大爆笑されたのを憶えています。
PVも作成されたM3“VORACIOUS SOUL”では、激しくリズムセクションを変則させ、ロブがなんともユニークなギター技をちくいち挿入する。
PVではフロントの3人が頭がもげそうなくらい激しくヘドバンし、客席もモッシュの坩堝と化している。スケボーに興じたり、罰当たりにも公共の墓の上とかにメンバーが腰を下ろしていたりと、いろんな意味でショッキングな映像でした。
そしてカーク・ハメットがデモをプロデュースした名スラッシュナンバーM4“KILL AS ONE”。
この曲でヴォーカルのマーク・オセグエダが「ンギャアアアアアア~~~~!!!」とブチかます超ド級のヒステリックな金切り声は絶品。ライブではもちろん「KILL!!AS!!ONE!!」の大合唱が起こること間違いないだろう。
M5は10分にも及ぶ大胆不敵なインストタイトルナンバー。意外とシッカリした構成力を持っており、ここでもロブのギターが暴れまくる。一昨年のスラドミでは1曲目にこの曲のイントロで幕を開けたのには感激しました。
その後もアドレナリンがドバドバと噴出するようなスラッシャー泣かせのナンバーが続き、ラストの2分にも満たないリフ構成のみのインストナンバーまで息つく暇もなく一気になだれ込む。
オチはメンバーのヘンチクリンなラップ(?)で幕を閉じる。
とにかく若さゆえに溢れ出すエネルギー、そして怖いもの知らずな大胆不敵さがこのアルバムをよりスラッシーな名盤に仕立て上げているのだと思われます。
そして小手技を利かすロブのギターのテクニックとセンスが、各曲にとてつもなく個性的なインパクトを与えておるのです。
ただ、そのロブの幅広い技量と冒険心が災いし、1stであれだけ尖がったスラッシーな名盤を作ったのにもかかわらず、これ以降の作品はどうしようもなく迫力を失った中途半端なミクスチャーファンクスラッシュと変貌していくのでした。
スラッシュ万歳!!
スラッシュ最高!!
そこで今週はスラドミ週刊ということで、今年出演のスラッシュメタルバンドをピックアップしていきたいと思っております。
ちなみに今回私は参加いたしません。
まず第一弾としまして、ベイエリアの星DEATH ANGELについてお話しましょうか。
私が彼らの音と出会ったのはやはり中学生の頃、ある日スラッシュ仲間の中でもベイエリアクランチフリークのナガモが2枚のLPを引っさげてやってきました。
1枚はTESTAMENTの1st『THE LEGACY』、そしてもう1枚はDEATH ANGELの1st『THE ULTRA-VIOLENCE』でした。
今ではどちらも甲乙つけがたいベイエリア屈指の名盤なんですが、当時の私はTESTAMENTよりも断然DEATH ANGELの方が大変お気に召しまして、ナガモからテープにダビングしてもらったものを繰り返し繰り返し聴いては頭を激しく振りまくって首筋を痛めておりました。
このいかにも「スラッシュしてまっせ!」と言わんばかりの白を基調とした荒廃的ジャケット、暴力的なリズムに荒削りでエッジを利かせたリフワークにヴォーカルのヒステリックな絶叫。
正にスラッシャーの、スラッシャーによる、スラッシャーのための、スラッシュメタルアルバムなのです。
当時のメンバー達の平均年齢が17歳というのにも驚かされました。
その中でもドラマーのアンディ・ガレオンはこの時まだ14歳!!私と同い年である。
オリジナルメンバー全員がフィリピン系アメリカ人の親戚同士で、まぁ共同体的な環境だったんだろうね。
のっけから7分もあるひたすら突っ走るその曲名もM1“THRASHERS”。リードヴォーカルをとるのはベースのデニスとギターのロブ。歌詞カードには「Vocals Dennis and Rob」としか記されてなく、私は最初歌詞だと思って楽曲に合わせてこの一文を歌っていてツレに大爆笑されたのを憶えています。
PVも作成されたM3“VORACIOUS SOUL”では、激しくリズムセクションを変則させ、ロブがなんともユニークなギター技をちくいち挿入する。
PVではフロントの3人が頭がもげそうなくらい激しくヘドバンし、客席もモッシュの坩堝と化している。スケボーに興じたり、罰当たりにも公共の墓の上とかにメンバーが腰を下ろしていたりと、いろんな意味でショッキングな映像でした。
そしてカーク・ハメットがデモをプロデュースした名スラッシュナンバーM4“KILL AS ONE”。
この曲でヴォーカルのマーク・オセグエダが「ンギャアアアアアア~~~~!!!」とブチかます超ド級のヒステリックな金切り声は絶品。ライブではもちろん「KILL!!AS!!ONE!!」の大合唱が起こること間違いないだろう。
M5は10分にも及ぶ大胆不敵なインストタイトルナンバー。意外とシッカリした構成力を持っており、ここでもロブのギターが暴れまくる。一昨年のスラドミでは1曲目にこの曲のイントロで幕を開けたのには感激しました。
その後もアドレナリンがドバドバと噴出するようなスラッシャー泣かせのナンバーが続き、ラストの2分にも満たないリフ構成のみのインストナンバーまで息つく暇もなく一気になだれ込む。
オチはメンバーのヘンチクリンなラップ(?)で幕を閉じる。
とにかく若さゆえに溢れ出すエネルギー、そして怖いもの知らずな大胆不敵さがこのアルバムをよりスラッシーな名盤に仕立て上げているのだと思われます。
そして小手技を利かすロブのギターのテクニックとセンスが、各曲にとてつもなく個性的なインパクトを与えておるのです。
ただ、そのロブの幅広い技量と冒険心が災いし、1stであれだけ尖がったスラッシーな名盤を作ったのにもかかわらず、これ以降の作品はどうしようもなく迫力を失った中途半端なミクスチャーファンクスラッシュと変貌していくのでした。
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