AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
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黄金の夜明け

2023年01月11日 | やっぱりメタル!!
あけましておめでとうございます。


詳しくは述べませんが、元旦の朝、ふと目覚めたらなにやら警察沙汰になっているという、今までにないトンデモ新年を迎えるハメとあいなりまして。

まぁでも、数年ぶりに見事な初日の出も拝めて、それはまるで大越孝太郎先生の描く「黄金の夜明け」が到来したような、幸先良い予感のする眺めでした。


実は先日、欲しかったブツが届きやして、まぁそれは昨年12月にリリースされた、待望の人間椅子初のアルバムアナログ盤でございやして。

今回は初期5作品がアナログレコード化され、とりあえず4th『羅生門』と、これはもう大盤で是非とも欲しかった3rd『黄金の夜明け』の2枚を入手。




もちろん5枚全部欲しかったが、最近のアナログ事情ってどうなってるのかよく知らないんだけど、『羅生門』を除いてなぜか2枚組になっていて、各6200円と昔じゃ考えられんくらい高価。とてもじゃないけど手が出ない。

盤1枚3100円ってこと?
『黄金の夜明け』はトータル60分あるので2枚組にするのはギリ理解できるんやけど、初期の2枚は50分テープに余裕で収まっていた。
余裕で盤1枚に収まると思うんやけど・・・




まぁ高音質収録ということで、2枚分の容量になるんやろうけどね。
それは理解せんといかんのやろうけど、レコード主流の時代をリアルタイムで過ごした人間から言わしてもらうと、今回の人間椅子のアナログ盤シリーズはレコード美学というものがことごとく無視されており、とても残念な仕上がりになったと言わざるを得ない。

帯がないとか、見開きジャケットでないとか、そこまで言う気はない(言いたいが)。

初期の人間椅子のアルバムって、CDでもA面とB面を意識して作っているこだわりが見て取れたんだよね。
ちゃんとした区切りがあったというか、A面の最後には、A面の最後っぽい感じの曲(「天国に結ぶ恋」、「夜叉が池」、「水没都市」)。
B面の1曲目は、B面の1曲目っぽい感じの曲(「悪魔の手毬唄」、「東京ボンテージ」、「幸福のねじ」)。
こういうところに、人間椅子の1枚の作品としての情緒というものが感じとれた。

幸いにも1枚組の『羅生門』は無神経な分離を免れたが、『黄金の夜明け』はちょっとヒドい!

2枚目の裏面。ナニコレ!?
申し訳程度に人間椅子のロゴが盤にプリントされてあるけれども・・・



で、レーベルも5作品全部これですか?
やっつけ仕事も甚だしくない?



昔の人間椅子はCD盤のデザインにしろ、歌詞カードにしろ、物凄く美的センスとこだわりがあったよなぁ。
それだけでワクワクしたもん。




せっかくの念願の高価なアルバム初レコード化なんだから、もうちょっと丁寧にちゃんとしたもの作ろうという気概にならなかったのかね?
つかメンバーたちよくこんなの納得できたなぁ・・・


追記:

今回ディスクユニオン特典の人間椅子クリアファイルは付いてきたが、発売日にゲットした人たちがSNSで自慢げに写真アップしていたメンバー直筆サイン入りジャケットピンナップはなかった。
まぁあれはクラウン徳間ミュージックショップ限定の予約特典だったのね。

くやしいので、当時『黄金の夜明け』CDをライブ会場で購入したら付いてきたサイン色紙を見せびらかすという大人げない行動に出る。
まぁ今みたいなユニークな書体ではなく、名前の殴り書きだが、これこそが『黄金の夜明け』の正当なサインなのであると。


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