先日の午後連の会合で、映画『スター・トレック』の話題(そこにいたほとんどの人間が本映画を見に行っており、バルカン星人の中指とくすり指の間を広げるあの挨拶が大ブーム!)の他、なぜか80年代中期頃に流行っていた洋楽カヴァー曲のことで話が盛り上がり、荻野目陽子の「ヴィーナス」が話題に上がった時、友人らが「この曲はバナナラマのカヴァーやったっけ?」と話しているのを耳にし、私は思わず「ちょっと待ちやんしゃい!!」と叫んでしまった。
日本でもこの曲は過去に長山洋子や黒沢ひろみなどによるカヴァーで広くリバイバルされており、最近では“羊水発言”で話題となった有名巨乳歌手が虫唾が走るほどウザい歌い方でカヴァーしていたことも記憶に新しい。
ただ、この曲のオリジナルがバナナラマではなく、67年にデビューしたオランダのロック・バンドSHOCKING BLUEの曲であることを知らない人が案外多いんじゃなかろうか?
中学の同級生が「バナナラマのヴィーナス最高!」と教室ではしゃいでた当時は、「バカか」とこの曲に全く興味を示さなかったんだが、高校の時MTVを見ていてたまたま流れたチンパンジーのオリの前で、SHOCKING BLUEのメンバーがやる気なさそうに演奏してる“VENUS”のオリジナルヴァージョンのPVを見て、私の嗜好にビビビ!とくるものがあり、「これはカッコいいかも!」と、さっそくTSUTAYAにベストアルバムをかりにいったのでした。
“VENUS”は、やはり80年代の軽薄なアレンジよりも、オリジナルバンドサウンドの方が遥かにカッコよい。なんつってもマリスカ・フェレスの妖艶で力強いヴォーカルが圧倒的な魅力を放っている。
“VENUS”以外にも、このベスト盤には秀逸曲が数多く収められていて、はっきりいって捨て曲ないですよ。
これは全ての作詞作曲をこなしていたギターのロビー・ファン・レーベンのメロディーメイカーとしての才能が光っていたと言うほかない。
この時代にしては6分と長尺の“DEAMON LOVER”での哀愁感漂う甘~いマリスカの歌声、そして間奏のアップテンポになる展開が実にカッコいい。
ロビーによるシタールを駆使した“HOT SAND”などのサイケなポップナンバー。ジプシー風味の“SHOCKING YOU”でのギターの絡め技も渋い!
“SEND ME A POSTCARD”などは、パーカスが乱舞するDEEP PURPLEばりのオルガンハードナンバーであったりと、音楽の幅も相当広いです。
ところでバナナラマといえば、当時ポルノ方面でも話題となっていたサマンサ・フォックスと犬猿の仲であったことが有名で、いつしかサマンサが「バナナラマなんて、あんな連中ブスよ!」と、頭の悪そうな発言をしていたのを思い出す。
肌を露わにすることでしか人の目を惹くことの出来ない、この色キチ連中どもには、マリスカの垢を煎じて飲ませてやりたい。
(注)サブリミナル効果バリバリのPV。
今日の1曲:『VENUS』/ SHOCKING BLUE
日本でもこの曲は過去に長山洋子や黒沢ひろみなどによるカヴァーで広くリバイバルされており、最近では“羊水発言”で話題となった有名巨乳歌手が虫唾が走るほどウザい歌い方でカヴァーしていたことも記憶に新しい。
ただ、この曲のオリジナルがバナナラマではなく、67年にデビューしたオランダのロック・バンドSHOCKING BLUEの曲であることを知らない人が案外多いんじゃなかろうか?
中学の同級生が「バナナラマのヴィーナス最高!」と教室ではしゃいでた当時は、「バカか」とこの曲に全く興味を示さなかったんだが、高校の時MTVを見ていてたまたま流れたチンパンジーのオリの前で、SHOCKING BLUEのメンバーがやる気なさそうに演奏してる“VENUS”のオリジナルヴァージョンのPVを見て、私の嗜好にビビビ!とくるものがあり、「これはカッコいいかも!」と、さっそくTSUTAYAにベストアルバムをかりにいったのでした。
“VENUS”は、やはり80年代の軽薄なアレンジよりも、オリジナルバンドサウンドの方が遥かにカッコよい。なんつってもマリスカ・フェレスの妖艶で力強いヴォーカルが圧倒的な魅力を放っている。
“VENUS”以外にも、このベスト盤には秀逸曲が数多く収められていて、はっきりいって捨て曲ないですよ。
これは全ての作詞作曲をこなしていたギターのロビー・ファン・レーベンのメロディーメイカーとしての才能が光っていたと言うほかない。
この時代にしては6分と長尺の“DEAMON LOVER”での哀愁感漂う甘~いマリスカの歌声、そして間奏のアップテンポになる展開が実にカッコいい。
ロビーによるシタールを駆使した“HOT SAND”などのサイケなポップナンバー。ジプシー風味の“SHOCKING YOU”でのギターの絡め技も渋い!
“SEND ME A POSTCARD”などは、パーカスが乱舞するDEEP PURPLEばりのオルガンハードナンバーであったりと、音楽の幅も相当広いです。
ところでバナナラマといえば、当時ポルノ方面でも話題となっていたサマンサ・フォックスと犬猿の仲であったことが有名で、いつしかサマンサが「バナナラマなんて、あんな連中ブスよ!」と、頭の悪そうな発言をしていたのを思い出す。
肌を露わにすることでしか人の目を惹くことの出来ない、この色キチ連中どもには、マリスカの垢を煎じて飲ませてやりたい。
(注)サブリミナル効果バリバリのPV。
今日の1曲:『VENUS』/ SHOCKING BLUE
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