AMASHINと戦慄

~STARLESS & AMASHIN BLOG~
日々ブログレッシヴに生きる

南港要塞

2015年09月13日 | ミノフスキー粒子
はじめに。
最近の記事は8月の繁忙期のため、だいたい2週間遅れの記事となっていることを申し上げておく。

先月、大阪南港ATC特設会場にて、『ガンダムワールド2015』なる大変魅惑的な宇宙世紀的イベントが開催されているという情報をキャッチしていたので、「まぁ、多分だれものってこんやろ」と思いつつも、この夏最後の思い出にひとつ潜入してみないかと心当たりのある者たちに打診したところ、予想外にも「いいね。私はゲルググで出る」「行きまーーす!」「ジーク・ジオン!」という、ライブ誘う時より快いノリノリの全員参加の返事が即座に返ってきて、「やはりガンダムはダテじゃない」と改めて確信した次第である。


トレード・センター前駅に降り立ったのは、2年前のサマソニ以来。
アナハイム社かジオニック社かわからないが、こんな辺鄙なところに本当にそのような大規模な施設があるのかどうか不安だったが、案内印の方角に歩を進めていくと、なかなか宇宙的なショッピングモールに行きついた。


心なしか、なんとなくガンダムカラー。やはり、ここにアナハイムエレクトロニクス社の施設が?!



ノーマルスーツを着た連邦の兵士が立っていたので、ここが目指していた催し会場だと分かった。
まず目についたのが、今回イベント最大のアトラクションだと思われるRX-78-2ガンダムの実物大コクピット。


ただ、並んでいる者は誰もいなかった。そりゃそうだ。これは有料コンテンツで入場料とは別に記念撮影料1000円がかかる。
オヤジが熱中しないワケだ。
4、5人乗りのビグザムのようなモビルアーマーのコクピットなら、みなで金を出し合って搭乗したかもしれん。


チケットを買って入場するや、初老のオッサン係員が我々に近づいてきて、妙なカードを差し出してきた。
「へへへ、旦那。これ、限定ものでまだ発売されてないやつですわ」と、大正時代のエロ写真売りかのように得意げに手渡すので何かと思いきや・・・・・


これを手渡された我々はみなどうリアクションしていいのかわからずキョトン面で顔を見合わせていた。
ただ、その時おそらく一同みな心の中でこう叫んでいたと思う。
「いらん!」と。

この時点で、なんかガンダムファンの来場者をバカにしているとしか思えなくて「おいおい、けっこう早い時間からみなではりきってこんな僻地に来たけど、このイベントホンマに入場料900円の価値あるんかいな」と、後悔と不安の念が脳裏をよぎった。

最初は、昔のメンコや絵本、コミック、歴代ガンプラ、ジオラマなどの展示物コーナー。こういうのんはもういいなと、ササーーッと見てササーーッと通り過ぎた。

でも、これぽっちい・・・



大きい広間に出ると、突如巨大な熱源体が接近。
仲間のひとりが「ヤツだ!ヤツが来たんだ!ルウム戦役で5隻の戦艦が・・・今大河ドラマの花燃ゆのナレーションを・・・・・に、逃げろぉぉぉーーーーっ!!」と、ワケのわからんことをわめきちらしていたが、別段通常の3倍のスピードで接近してくるようなこともなかったので、冷静にデータ収集を開始した。

モノアイが動いたり点滅したりと、まずまずの迫力。



はい、坊やだからさジーク・ジオンで有名なあの酒場の一場面の再現ね。完成度低!!
どうみても女にフラれて落ち込んでいるようにしかみえない。



デギン公王の玉座に座り、腹違いの兄弟たちと記念撮影するという光栄に恵まれたのはよかった。ここでようやくこのイベントに来た価値を見い出せた。
ここに座るとデギンの尋常ならざるデカさが実感できる。
うん、テンションあがった。タイミングずれの和平工作したくなった。

イエーイ!ジーク・ジオン!


周りからは「ザービ!ザービ!」の惜しみなきコールが・・・・・沸き起こらなかった。


私が通りかかると、NTDシステムが作動し出した。やはり私にはニュー・タイプの素養が・・・
(つか、そういうセンサーでの仕掛けを施してほしかった。このイベントはいまいち工夫が足りない)



ユニコーンとバンシィの追跡から命からがら逃れ外に出ると、静岡に実物大ガンダムを見に行ったときも、東京八重洲の地下シェルターでも閉まってて入れなかった念願のガンダムカフェ(移動式)がやっと営業していた!



いっちょまえにベンツ!アナハイム車じゃないのか・・・



あえて宇宙的な色彩の飲み物をオーダー。案の定マズかった。はやく宇宙食に慣れないと・・・



今日の1曲:『Try Anything One』 / Korallreven

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