東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

ただいま~

2015-03-28 01:01:20 | 学習・塾に関する中身


分かる人にはわかるであろうこの写真。そしてもう一枚



 というわけで、頑張った中学3年生のメンバーと、卒業・合格おめでとう遠足にいってきましたよ!

 おじさんは、保護者としてついていきました。晩御飯もしっかり食べて、解散!

 さて、そろそろ高校生になる準備を始めましょう。先生も新年度の準備を始めます。

 高校生になっても、今までの頑張りを無駄にしないように、しっかりと勉強に、クラブに、高校生の時にしかできないことを精いっぱい楽しみなさい。ピンチになったらいつでもおいで!。あなたたちの先輩も、よく教室に顔を出してくれました。あなたたちも、帰ってくる場所がなくならないように、そしていつあなたたちが帰ってきても恥ずかしくないように、先生も今できることを精いっぱいやり続けます!

 春からの高校生活が、実り多きものであることを、そしてあなたたちの夢が叶うことを心から応援し続けます!
 (どこかの塾のように、高校に合格させて終わりとは思っていません。何かに迷ったらいつでもおいで!)
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なにやら厳しいという声が聞こえますが…

2015-03-25 09:32:19 | 日記
 そろばんを始めよう! そろばん学習をスタートしたいみなさんを大募集中でございます。

 さて、ただ今当教場では、個人懇談期間となっております。保護者の皆様とお話をさせていただきますと、よく「先生ってもっと厳しいときいていました。でも子供が楽しそうに通うので、ちょっとイメージが変わりました」というご意見を頂戴します。

え~と、別に厳しくないですから! ただ、当たり前のことを当たり前と思える感覚を身に付けてほしいだけです。


 たとえば、相手の顔を見てごあいさつをすること。

  壁や床、あるいは天井に向かってのごあいさつは、ごあいさつとは言いませんよね


 たとえば、何かを書くときは下敷きを入れること。

  丁寧な字を書くためには下敷きは欠かせません。下敷きを使用すれば、次ページ以降のノートに溝がつきません。また2B以上の鉛筆だと、裏のページの字が、反対側のノートを汚すこともあります。高学年になって筆圧が安定し、シャープペンシルで丁寧に字を書けるようになれば、必ずしも必要ではないかもしれませんが、一定の筆圧になるまでは下敷きを敷く必要があります。また学習に対する姿勢を正す意味でも大切なことです。


 たとえば、まっすぐ姿勢正しく座ること。

  姿勢を正しくすることは当たり前のことです。姿勢が正しいから賢くなるのではなく、賢い生徒は例外なく姿勢が正しいということです。いわゆる「不良行動」をしている学生・生徒が姿勢を正していること、見たことがありますか?。姿勢を正しく座るということは、一定の我慢が必要にもなります。姿勢を正しくすること、まっすぐ座ることは、簡単なようで訓練しないとできないものです。

 
 たとえば、指示されたことをきちんと守るということ

  学ぶの語源は「まねる(まねぶ)」と言われます。まずお手本を真似することから学習が始まるとも言えます。先生の指示を正しく聞いて、正しい手順で学習を進める。これができない生徒は必ず自己流の悪いフォームがつきます。そして間違いが起こったときに、正しく治すのに時間がかかります。あるいは直せないほどひどくなってしまう場合もあります。要注意です。


 たとえば、よくない行動をしたときに、素直に「ごめんなさい」が言えること

  ごまかそうとして、ウソをつき、ばれそうになると、さらに嘘を重ねる。絶対によくないことです。こういう嘘は徹底的に見抜いていかねばなりません。泣かせてでも、追い込んででも、その悪いことを骨身にしみてわからせなければいけません。そうすることで、自分自身にウソをつかない、しんどいことから逃げない子供に育つのです。


 まだまだありますが、直接的にお勉強に関わる中身はありませんよね。でもこうしたことをきちんと指導し、「その指導を自分のものにした生徒」は例外なく伸びていきます。そして、こうした指導はこどもたちには「めんどくさい」と感じられます。
 でも、できないことができるようになる「成功体験」を繰り返す中で、自己肯定感が生まれ、必ず前向きなこどもになります。ただ、残念ながら保護者の皆様にこのことに理解をいただいていない場合は、「こどもがめんどくさい(いやや、しんどい)と言って辞めたがっているので…」と私の教室を辞めていかれる場合もあります。
 でも、私が指導しているのは、せいぜい上記の中身です。都道府県名を覚えたり、暗誦したりすることは、終わってみれば簡単なことです。「やればできる」と身を持って体験し、自分に自信を持てるようになったとき、やらされていることの意味を体で理解できるのです。
 そのためには、最低限の厳しさと、本人の努力が必要です。勉強は「勉ることを強いる(つとむることをしいる)」と読むことができます。頑張ることを強制されて、初めて身につくものがあるのだと考えます。

 学ぶことができるようになる基礎基本を、そろばん学習を通して身に付けてほしい。そのための厳しさは確かにあります。その厳ししさは必要がないという方は、私の教室には向いていないと思います。

 当たり前の厳しさを、注意する必要がなくなった生徒にはパラダイスが待っています。伸びる仕掛けがたくさんあります。頑張ったら褒められる、評価される空間があります。そして社会から認められる力(珠算○級)が身に付きます。5年先・10年先を見据えて「そろばん学習」始めませんか?
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ありがとう

2015-03-24 00:09:31 | 学習・塾に関する中身
 今年度の中学3年生が全員第一志望に合格できました。

 3年生のみなさんへ

 私はあくまで、そろばんの先生です。だから授業できる時間帯、日数に制約があります。さらに、日曜日には各種珠算行事が重なることが多々あります。試験前の日曜日にあっても十分な時間が確保できない時もあります。
 それでも君たちは私と言う先生を信じ、頑張ってくれました。今日の最後の一人の合格報告を受けて、心の底から感謝の気持ちが湧き出てきました。
 決していい先生ではなかったと思います。でもあなたたちと本気で進路を考え、本気でともに目標に立ち向かったという自信だけはあります。そして、あなたたちはあなたたちの力を持ってして、合格を勝ち取りました。本当に心からおめでとう。そして先生のもとで頑張りぬいてくれてありがとう。
 保護者の皆様には、最後までお子様を預けていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
 今、教室には卒業生が4名。講師として帰ってきてくれています。つい先日も1名が進路の報告に来てくれました。あなたたちもこの先、進んだ道をまた報告に来てくださいね。


 このブログを読んでくださっているみなさんへ

 私の教室は「進学塾」ではありません。だから進路実績を気にする必要がありません。生徒たちの学力・能力・個性を勘案し、本人の希望を最大限聞きだし、尊重して進路を考えます(そろばんの生徒限定の塾ですから、短い生徒でも5年、長い生徒だと9年くらいの付き合いになります。むしろ生徒のことを把握していない方がおかしいですよね)。
 今年の3年生も、その考え方を貫きました。そのために、本当に胃の痛い想いをしました。がおわってみればそんなことはどこ吹く風、抜け落ちる髪の毛も今日はピタッと止まった感じです。
 さて、新中学1年生の授業がスタートしました。本当は受け入れることができない人数だったので、受け入れを断ろうと思っていたのですが、生徒たちから「やりたいって言ってるのに、ダメって言うの?。そんなせんせいやったっけ?。みんな詰めて座ったらいけるやん!」と、急遽1名が合流しました。全員が目を輝かせて授業を聞いています。
 今日は英単語20問テストを実施。9名の平均点が18.2点。うん、最初にしては上出来のスタートです。

 一方そろばんは、1~3月で退学する生徒は、なんと4名のみ。こちらも過去に記憶にない少なさです。そしてそのほとんどが、目標達成での退学です。みんな少しでも上を目指して頑張るそうです。

 私は本当にいい生徒たちと、理解していただける保護者の皆様に支えられていると痛感しています。本当に本当に心から感謝申し上げます。ありがとうございます。これからも、全力で生徒たちと向き合っていきます。何卒よろしくお願いいたします。
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合格発表!

2015-03-23 10:16:30 | 学習・塾に関する中身
 私の教室からは6名。そして、石切のそろばん教室を卒業した生徒からのSOS(3年生の11月末日の時点で、進路に関する懇談なし…。シンジラレナイ…)を加えて、7名が挑戦しました。

 結果は

全員合格!


 私の教室は進学塾ではないこと。人数が少ないため、合格校を書くと個人が特定されるため、学校名は差し控えます。とにかく全員が第一志望に合格を成し遂げました。頑張った全員に心から「ありがとう」

 最後の一人の合格報告を受けて、膝から崩れ落ちたことはナイショにしておきます!
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いよいよ明日

2015-03-22 23:38:17 | 学習・塾に関する中身
 大阪府公立高校後期の合格発表です。

 私の教え子は4名が挑戦です。1人はいったん教室を去ってから戻って来ました。本来は引き受けることはないのですが、その過程にかなりな問題があり、お母さまと懇談を重ね、お預かりすることにしました。

 その1人は、なかなかに悪いフォームがついていました。提出物は出さない、出しても丸写し、宿題もわからないところは深く考えようとしない…。
そして1年後、1年前の状態では到底無理な高校を受験できるまでにのびてくれました。

 別の1人は、最後まで100%の力を出し切ることがないかと思いました。ずっと8割~9割の力で走り続けていましたが、本命の試験1か月前から、ようやく本気が見えました。

 別の1人は、前期受験の小論文の練習で初めて頭を打ちました。それまでは全く全力を出さずとも乗り切れてきた勉強に、全力を出しても歯が立たないという経験を初めて味わいました。

 そしてもう一人は、試験数日前に受験できなくなるかもしれないという大トラブルに会いました(私の教師経験17年で初めての経験でした)。それでもみごとにそのトラブルを乗り越え、受験会場に立ちました。


 全員、一癖も二癖もあるメンバーでしたが、授業はとても楽しかったんです。みんな一生懸命でした。

 そしてその4名に、最後の審判が明日午前10時に下されます。

 私は、君たちを教えることができたことを誇りに想っています。 

 さあ、明日は全員で喜ぼう!。そして遊びに行くぞ!。もう合格を決めたメンバーも、全員で笑えることを楽しみに待っています。
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