東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

ホームページの弊害

2017-12-08 09:40:56 | 日記
 前の記事の続きです。

 今は「塾活」なんて言葉がありますね。パソコンで変換したときに一発で変換されることに驚きました。普通の用語になっているんですね。で、保護者の皆様にお聞きすると、塾を決める決め手には以下のものがありました。

 ・お月謝(年間費用)
 ・通わせていた方のお話(口コミ)
 ・兄弟・姉妹が通っていたから(御自分が教えていただいた方というのもありました)
 ・家から近いから(特に女子の場合はこれも大切な要素ですね)

 まあ、多いのがこのような観点です。で、私がそろばん教室を開いたのは18年前です。そのころはまだホームページというものは一般的なものではありませんでした。ネット検索もそんなに浸透しているものではありませんでした。だから、教室の情報発信は新聞折込チラシが一般的だったと思います。(私はお金がありませんでしたので、頑張ってポスティングしてました)

 今はホームページでの発信が当たり前のようになっています。それぞれが自分の想いを本当に安価で発信できることはすごいと思います。

 ところがですよ、このホームページが曲者なんですよ。まあようこんなけ書くなあ!というくらい、現実にしていることと、理想として書いていることが違う(乖離している)というお教室があります。

 たとえば、今生徒の保護者の方からSOSが来て、関わっている生徒がいます。その生徒が通う塾のホームページには、それはそれは素晴らしい理念が書いてありまして、私が保護者でも、その塾を選択しに検討すると思うようなことがたくさん書いてあります。

 しかしながら、実際にその生徒が受けているのは「自学自習」という建前の「放置」です。しかも最近生徒が増えたとかで、4回目の定期試験の際はほったらかしにされていたようです。友達は備え付けのパソコンでゲームをして遊んでいたんですって!

 でもね、子供たちは親御さんにはなかなかこんな実態伝えませんよ。だって楽ですもん、子供は。

 はあ…。もうね、できないことをさもできるかのように発信することは止めませんか。本当に。

 
 あっ、私ですか。このブログにはできないことやしていないことは書いていませんよ。こうした事実もできるだけ複数の子供たちに裏を取ってから書くようにしていますから、(多少語弊があるかもしれませんが)おおむね事実との相違はないと思っています。そして自分のことについては事実ではないことは書いていないですよ。

 「表の顔と裏の顔は違う」とかよく言いますよね。「表の顔のホームページ」よ、「裏の顔の実際」を常に把握していただくことは大切だと思います。生徒の顔が「銭」に見えている指導者は少なくないと感じています。

 とりとめのない文章になりましたが、まあ今日はご容赦ください。私怒ってますんで。こんなふうに生徒を放置しておくということにね。この貴重な時間は取り戻せないんですよ!
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無料、無料

2017-12-07 16:09:34 | 日記
 さて、いよいよ冬休みが近づいてきました。

 受験を控える皆さんにとっては正念場ですね。本当にこの時期の受験生の頑張りは、素晴らしいものがありますね。やってもやってもひたすらすることのあるこの時期に自分を鍛えきることは、これからの人生を生きる上でも本当に大切だと思います。

 そして、小学6年生のみなさんにとっては、そろそろ塾をを考える時期なのかもしれません。で、よく見ますよね。

 「冬期講習、初めての受講者は無料(か、めちゃくちゃ安い)」
 「12月中の入塾で、入会金(翌月授業料)無料」
 「冬期講習後、継続して入熟すると◎◎します!」

 とかね。本当に多いですよね。ところで、塾の商品って何でしたっけ?あっ、そうそう「授業」ですよね。授業って無料にできるんですね。すごいと思いますよ。

 私も無料はしてますよ「体験授業」ですね。お一人様1回限りですけどね。こればっかりは教室の雰囲気とか、指導者の人柄とか、実際に授業を受けてみないと分からないことがありますからね。今は学習塾は外部募集はしていませんが、私が学習塾をしていたとしても、無料体験はすると思いますよ。でもね、季節講習が無料はちょっとやりすぎな気がします。

 その2、ホームページの弊害に続く(今日書けるかはわからないです…)
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姿勢

2017-12-01 09:59:23 | 日記
まあ、毎日毎日うるさいくらい声かけします。「まっすぐ座りなさい」と。

まっすぐ座るということは、物事にまっすぐ取り組むということです。

そろばんにおいては、姿勢を正すことは、そのままそろばんの技量に直結します。そろばんと机の距離、肘が机につかないように。鉛筆の長さと握りかた、問題の位置と視線。姿勢だけでもたくさんの項目数があります。

そして、姿勢を正すことが当たり前にできてくると、学年に関係なく、そろばんの技量は向上します。これは間違いありません。

さらに早い時点(小学3年生まで)くらいから、姿勢が当たり前にきちんとなってくると、学力も同様に上がっていきます。

姿勢がきちんとして、そろばん・暗算ともに1級くらいになると、子どもたちは確実に変化します。中学進学後、定期試験で学年平均を下回る生徒は記憶にありません。(ただし、特定の科目のみ下回る生徒はいますが、5教科合計では上回ります)

中学生になるまでに、きちんと姿勢が正せない生徒は、そろばんの技量も学力もあまり良くはないと感じています。

たかだか姿勢とお思いになるかもしれませんが、たかだか姿勢ごときではないということが指導歴20年以上の経験から言えることです。

まずは姿勢を徹底するだけで、学力だけでなく、生活習慣も改善されるともまた、私の経験から言えます。

姿勢については、私の課題のひとつです。これまでもこれからも、姿勢については言い続けていきたいですね。
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