東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

当教場の生徒募集の方針について

2018-04-21 12:17:29 | そろばんに関する中身
 当教場では、能力別クラス授業を実施しています。そのために来て頂くクラス(時間帯)はこちらから指定をしております。

 このために、同じ学年の生徒が多数になりますと、十分に配慮した指導ができなくなってしまいますので、1学年あたりの人数を制限させて頂いております。

 具体的には各学年ごとに瓢箪山教場は各コース7~8名(合計で約15名)、石切教場は6~7名で定員として募集を停止させていただきます。他の学年の人数が少なく、教室の席数に余裕があります場合でも他の学年の定員を増やすことはしておりません。

 このために、学年によりましては5年生まで空きがある場合もあれば、2年生の時点で満席という場合もございました。

 私どもといたしましてはお断りすることは心苦しいのですが、当方の能力・教室の広さの限界もありまして、現状ではこのようにせざるを得ない状況です。

 そして、瓢箪山教場は現在1年生の学年につきましては、ご兄弟・ご姉妹のご予約と、お問い合わせの方のご予約で15名に達しました。また石切教場も5名に達しましたので、原則としまして両教場とも現在1年生の学年につきまして受付は終了となりました。キャンセル待ちはお受けできますが、ご入学をお約束はできませんことをご了承ください。

 瓢箪山教場につきましては5年生以上は募集を停止しました。現在2・4年生については残席はあります。3年生については両コースを通じて残席は1名様です。現在は新体制に向けまして募集・体験授業共にいったん受付を停止しております(ご予約は賜ります)。

 石切教場は現在は新入生が授業になれるまでの間、全学年にて募集・体験授業の受付を停止しております(ご予約は賜ります)。

 両教場とも募集・体験授業受付再開はこのブログでもお知らせいたします。よろしくお願いいたします。



 
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新年度の募集について~2018年度~ 新1年生 ※4月20日追記

2018-04-20 17:28:37 | そろばんに関する中身
瓢箪山教場では、新1年生は現在9名がそろばん学習をしております。さらに、ご兄弟ご姉妹で2年生からそろばん学習を始めたいとお聞きしております方が2名様。本日までにお問い合わせをいただき、空きをお待ちの方が2名おられます。というわけで、現状では辞退される方がいなければ、新1年生はあと最大3名様で定員いっぱいとなってしまう状況です。

当教場では、責任を持って指導をするため1学年あたりの人数を制限させていただいております。各学年15名程度でご入学を止めさせていただきます。

その後はやめる方がでるまでご入学の受付は停止となります。新1年生の保護者の方で、瓢箪山教場でのそろばん学習をご検討されておられます方がおられましたら、お早めのお問い合わせをお勧めいたします。完全先着順での受付となりますので、よろしくお願いいたします。

※ 4月20日追記

新1年生の学年はお問い合わせ・ご予約を多数いただきました。この学年は来年度までご予約の受付を停止させていただきます。ご了承くださいませ。
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所作

2018-04-19 00:58:00 | 日記
 はとても大切ですよね。

 いまそろばんでは新入生を筆頭に「所作」を指導しています。

 とくに1年生は「授業を受けるために必要な所作」を猛特訓中です。それは1年生にはとても難しいことです。まっすぐ座ることひとつをとっても、「我慢」が必要になりますから。まだ「必然性」ということを十分に理解していない1年生にとってはとても大変なことなんですよ。身に付くまでは1年以上かかると思いますよ。

 それでもひとつひとつきちんと伝えていくことで「お勉強に必要な所作」が少しずつ身に付いていくのです。それは「そろばん指導の継続性」もあって、学校のお勉強とはまた違った伝え方と、備わり方をするものです。


 そして同じ1年生でも「中学1年生」は「小学7年生」からの脱却を目指しています。たとえば今日実施した小テストでは満点が出ませんでした。かなり厳しく指導をしました。全員がそろばん指導を受けていますから、そろばん指導で伝えてきたことの意味合いと、今指導されていることの意味合い。そしてこれからの学習に向けての意味合いを今一度伝えました。
 中学でのお勉強をこなしていくための「所作」は、小学生のときにはほめられていたものであっても通用しないことが多くなります。小学生の間は「過程」がきちんとしたものであればほめられましたが、中学生になると「努力の過程と結果」が求められます。逆説的に言えば「結果が伴ってその努力は初めて努力と認められる」ということです。しかしながら、中学生になっていきなりこれができるわけがありません。うまくいかないことが圧倒的に多いけれども、そのしんどさに寄り添うことが指導者には必要だと考えています。「なんででけへんねん!」ではなくて「どうしたらできるようになるか?」に指導者は心を砕き続けねばなりません。
 「結果を出すための努力の仕方に努力を変えていくこと」ここが「小学7年生からの脱却」という意味になります。


 さらに高校生になると、「自学自習」を含めた「大人になるための成長」を含めた所作を身に付けていかねばなりません。それは「自分でできるできないの選別をすること」「自分でできないことに対して適切な助けを、適切な対象に求めることができること」が、高校生の所作として必要になってきます。そしてこれは高校生になったからとていきなりできるものではありません。順を追って伝えていかねばならぬものです。


 さて、私はこれまでもこれからもそういうことを伝えることができるように指導をしていくことにします。

 小学1年生に必要な所作。2年生~3年生にかけて必要な所作。小学校高学年に必要な所作。6年生の後半で中学入学に向けて必要な所作。中学入学時に必要な所作。中学1年生の夏休みから2年生の冬休みくらいまでに必要な所作。3年生に上がるときに必要な所作。受験を意識したときに必要な所作。受験時期に必要な所作。高校入学時に必要な所作。大学受験を意識するために必要な所作。大学受験に向かうときに必要な所作…。

 全部(もっと細かく分けることはできますよ)違うわけですよ。これを十把ひとからげに指導するお教室は、ほんとに子供の害悪なんでやめてほしいんですけどね。できないなら特に小学校低学年の子供たちの指導には手を出さないで欲しいんですよ。

 な~んて「金八先生の腐ったみかんの方程式」を見ながら改めて考えましたと言うお話でした。
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勉強ってテストで点数を取るためにするの?

2018-04-15 01:04:39 | 学習・塾に関する中身
 「塾」というところは最終的にそこが至上命題になりますよね。入試で結果を出すために鍛える。まずはそこが目標になります。

 その「テストで点数を取るため」という目標に向けて各塾さんの色が出るわけですよね。

 たとえばひたすら過去問を解かせる。ひたすら予想問題を解かせる。小テストや模擬試験を課してそれをクリアすればOKとする。ひたすら暗記させる。などなどですね。私はこうしたやり方は好きではありません。

 私の良しとするやり方は「ある程度(それを大量と捉える方もいます)の課題をこなさせる。」ということです。(私自身は大量とは思っていません。学力を獲得するための最低限の物量だと思っています)

 さて、ここで大切なことは「そのテストで獲得した点数は、その生徒の真の力を示すのか」ということなんですね。

 ★過去問がないと、どういう勉強をすればいいのか分からない⇒入試って過去問は基本的には出ないんですけど(傾向は把握できますよ)

 ★予想問題がないと自分ではポイントが分からない⇒少なくとも、塾に通い続けないと結果は出せませんね
 
 ★課された課題をクリアすればOKとする⇒その課題がその学年ごとに最良であると言う保証は?(とりこぼしがあれば一生穴になりますが…)

 ★ひたすら丸暗記⇒これ、本当に最低ですよ。丸暗記って1番記憶の定着率が悪いんです(脳科学でも証明されています)

 私の考え方は「分からないことを分からないままにせず、分かる(できる)に変えていく」というものです。だからこの春休みは前学年の復習をうるさいくらい言い続けました。そして個々の弱点を、必要とする課題・問題点を指摘しながらすこしずつ進んでもらっています。自分の弱点を認識することができ、その克服を自ら始めたときに、その生徒の学力は飛躍します。
 だから、この方法で「自学自習」をすすめることができだした生徒は定期考査はもちろんのこと、実力テストでもなかなかの好成績を発揮します。中には定期考査の点数よりも実力テストの点数の方がいい生徒もいたりします(普通は逆になるものです:あくまで平均点との差で考えています。素点だとどうしても問題の難易度に左右されますからね)。

 入試に向けて力を伸ばすことこそ塾の至上命題であるならば、それまでに学習したことを自分のものにしていくお勉強こそ本当に必要なお勉強だと思うのです。目の前の定期考査の見かけの点数を上げることも確かに大切でしょう。でも私は教え子たちの持つ真の力を底上げすることに重点を置いて指導をしたいのです。だって「入試の予想問題」なんて作ることをできるならば、その塾はお月謝が5万円を超えても、なんなら10万円でも生徒は集まると思いますよ。傾向に対して対策はできますが、それ以上は無理ですから結局こどもたちの地力を上げていくことこそ、地味ですが最善の方法ではないのかと考えています。

 この春休み、様々な塾さんのチラシを見ました。

 集団指導と個別指導の…:私18年前からやってますけど…
 反転…:自分である程度の予習ができる生徒であれば、自学自習で…
 トップレベルの…:誰が認めたんでしょうか? 少なくとも自分から言うのは…
 他にはない充実の…:他のお教室の授業を見て受けた上で言ってるんですかねえ…
 
 え~と、私は私で生徒たちには私の信じる道を教えることにしますね。まっ、頑張ります。
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新年度が始まって

2018-04-13 00:57:32 | 日記
 数日が経過しましたね。今年度は新1年生に9名ご入学をいただきました。新1年生が9名でスタートは始めての経験です。十人十色ならぬ九人九色ですね。それぞれに早くも個性を発揮してとてもにぎやかな状態です。とはいえ「下敷きをちゃんといれようね」「えんぴつはこう持つよ」「お名前はきちんと書こうね」といった指導を素直に聞いてくれています。確実に伸びてくれるでしょう。

 新2年生も2名にご入学をいただきました。とても素直できちんとお話を聞いてくれています。やはり新しいご縁をいただくと私の気持ちも気分一新、とても気持ちよく新しい生徒にもそしてこれまでの生徒にも指導できる幸せを感じております。


 一方お勉強の方はといいますと、新中学1年生はまだまだ心構えの教育中です。そして今日からクラブ体験もスタートし幾分お疲れの様子です。今年度は全員がそろばん学習も継続しており、早くもいっぱいいっぱいの生徒が出てきております。早く生活サイクルになれて欲しいものですね。


 さて、そろばんの方は新入生募集の記事で追記いたしましたとおり、来年度に向けて少し改革をしようと思っております。「大改革」と書きましたが、そろばん指導が新しくなるわけでも、新しい指導方法を導入するわけでもありません。皆様方に少しでもそろばん学習をしていただけるようにという改革です。私としては時代の趨勢に合わせるべく動く部分と、私のこだわりの部分を共存させるために動く考えです。
 その準備が整い次第内部向けにご案内をし、内部の調整が済み次第新しいご縁をいただくための募集を再開させて頂きます。なんとか6月には募集再開をしたいと思っておりますので、少しの間ご猶予をいただきたいと考えております。

 私は某塾の先生のように、自分自身の推進力に自信がありませんので、年度末のデスマーチ(中学3年生の受験指導・検定試験の指導・新年度の生徒募集・確定申告・中学1・2年生の学年末試験などなど)の時期にはこうした改革を進めていくことを避けたいので、この1年間で1番精神的にも肉体的にも時間的にも余裕のある時期に動くことにしました。

 さらには某塾の先生からは、一つ前の記事を見て「動くんですか?」なんてご連絡が入りまして、某塾の先生のお考えを事前にお聞きしていましたから、私も現状考えていることをお伝えした次第です(確定次第原稿料請求しますのでヨロシクオネガイシマス。ナニニシヨウカナ)。

 とにかく教え子たちの環境を少しでもよくすること、少しでもその能力を伸ばしていくお手伝いをすることに全力を注ぐ所存でございます。どうか皆様方の清き1票をそろばん教室に!そろばん教室にお願いいたします!(うん? なんか違う気が…)

 まあ、改革の準備を進めることにします。このブログでも準備が整い次第ご報告いたしますのでよろしくお願いいたします。

 新入生の募集はしばらくの間停止させて頂きます。申し訳ございません(体験予約はお受けいたしますので、お気軽にご連絡くださいね)。
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