東大阪でそろばん教室を運営しているの先生のブログ 関西珠算瓢箪山教場・石切教場

子供たちから教えられたこと、感じたことを想いのままに綴ります。

新年度の募集について~2018年度~4月11日追記

2018-04-12 09:03:07 | そろばんに関する中身
 この春は結果的にたくさんの出会いをいただきました。ありがとうございます。入学説明会の受付は昨日(3月29日)をもちまして終了いたしました。お問い合わせ自体は春休み中も受け付けております。

 さて、現在教室は春休みをいただいております。授業は4月9日から順次開始いたします。

 それでは現在の両教場の募集状況です。

 <瓢箪山教場>

 瓢箪山教場は 定員に関わらず、新5年生の募集は5月末日で終了いたします。

 ※月・水・金コース
  新小学1年生は今年1年間募集を停止いたします。
  (小学校未就学児に関しましては14:20~15:00の時間帯に通学できる生徒限定での募集となります。)
 新小学2・4・5年生は各学年若干名の募集です。(新小学3年生のみあと1名です)
 新6年生以上は原則として締切です。

 ※火・木コース
  新小学1年生以下は募集しておりません(ただし、2年生の内容を指導しても問題ない場合はお受けできます)
  新小学2・4・5年生は各学年若干名の募集です。(新小学3年生のみ締め切りました)
  新6年生以上は原則として締切です。


 <石切教場>
 現在は4月からのそろばん学習開始をお約束できない状態です。体験予約はお受けしております。受け入れ態勢が整い次第順次ご案内をさせていただきますので、ご希望の方はまずはお問い合わせをお願いいたします。

 ~4月11日追記~

<瓢箪山教場>

  瓢箪山教場は定員に関わらず、新入生の募集をいったんストップいたします。

 たくさんの生徒の皆さんにご入学をいただいたとかではありません。新年度に向けて大改革の準備に入ります。そのため新入生の募集をいったん停止させて頂きます。
 在校生の皆様にはできる限り早くに2019年度以降のそろばんについてご案内をいたします。
 また、募集再開後は授業料が上がる可能性があります。現在在籍中の生徒のみなさんに関しましては、授業料は2018年度内は据え置きいたします。

 <石切教場>
 しばらくの間、体験授業・ご入学のお申込ともいったん停止させて頂きます。初歩のクラスにたくさんの生徒の皆さんにご入学をいただきました。初歩クラスの生徒が指導に慣れるまでの間、全ての受付を停止させて頂きます。体験授業・募集再開の際には当ブログ・教室のお手紙にてご案内いたします。
なお、体験授業の予約はお受けいたします(早くて六月頃のご案内になります)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そろばんも新学期スタートです!

2018-04-09 00:34:34 | そろばんに関する中身
 入学式も終わり、学校もいよいよ月曜日から平常運転ですね。

 当教場も月曜日より完全に平常運転です!

 この春からそろばん学習を新しく始める皆さんとの新しい出会いにわくわくしています。

 そして入学・進級を果たしたみなさんのちょっぴり成長した姿を見ることもまた楽しみですね。

 9日(月)より、そろばんの授業がスタートします。進級と共にクラスが変更になったみなさんはクラスを間違えないようにしてくださいね。

 それでは教室でお会いしましょう!!!


 (大幅に芸風を変えてみましたが…。私は違和感しかありませんね)

 
 まあ、とにかく今年度も楽しくそろばんしましょうね!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感謝する心

2018-04-06 00:44:51 | 日記
 を持っている生徒もきちんと伸びますね。「ありがとう」が素直に言える生徒は、人のお話をきちんと聞くことができます。人のお話をきちんと聞くことが出来る生徒は、たとえそのお話が他人に向けたものであっても自分のことのように聞いています。たとえそのお話が自分にとって完全に既知の知識であったとしてもです。「なぜ今、そんな当たり前のお話をされるのか?」とその意味を考えています。

 私は、大切な大切なお子様をお預けいただいている(いた)ことに感謝しかありません。だからこそ、どんなタイミングでどんな中身を伝えようかといつも考えています。

 そろばん教室なのに、どうして夏祭りやクリスマスパーティーをするのか? 塾なのにどうして遊びに行ったり、ご飯を食べに行ったりするのか?それは子供たちの「授業」という防御壁をとりはらうことができるのが「遊び」というイベントだからです。大人でいえば「ご飯を食べに行ったり、飲みに行ったり」に相当すると言えるかもしれませんね。

 どうやって子供たちの心の壁を取り除くのか。いつもこのことに腐心をしています。

 その壁を取り除くことができて、信頼関係を築くことができると、より深いお付き合いができます。今まで、たくさんの卒業生に進路や就職の報告をもらいました。そのときに「せんせ~と出会えて良かったと思う」とか「先生と出会ってなかったらどうなっていたんだろうと思いますよ」とか、そんな言葉をもらえると、本当に指導者冥利に尽きますよね。

 この春、高校1年生になったメンバーの1人に「わたしたちを、こんなにも成長させてくれてありがとうございました」ってメッセージをもらいました。
 「わたし」ではなくて「わたしたち」なんですよね。その生徒には全員が成長したように見えたんでしょうね。もちろんその成長は私の影響なんて小さいものですよ。学校でたくさんの先生方・先輩・後輩と関わり、ご家庭でのご家族の応援もあり、友達同士の叱咤激励もあり。そんな中で、私も少しは影響を与えたんでしょう。そしてそのことをそんなにも大きく受け取っていてくれたということに、感謝ももちろんですが私の指導の影響も小さくはないんだと身の引き締まる思いになりました。

 私は、「そろばんも」「お勉強も」できる人間になってほしいと思っています。生まれ持った幅の中で少しでも上に振れるために、その幅をぶち破ってさらに成長するために、「そろばんも」「お勉強も」限界を超えて頑張って欲しいし、頑張れる環境を提供し続けたいと思っています。

 なんかとりとめのないお話になってしまいましたが、言いたいことは

 大切な大切なお子様をお預けいただき、私が提供する環境にお子様を飛び込ませていただいていること、保護者の皆様方に改めて感謝申し上げます。

 ということです。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供たちの将来性について~完全に私見です~②

2018-04-05 01:07:57 | 日記
 ではその幅の中でも上のほうへ振れる子供はどういう子供かというお話です。

 「生活習慣ができていれば、学力を含めた子供たちの能力は上へ振れていく」これが私の経験から得た持論です。

 たとえば、まっすぐに座ること。字を書くときは下敷きを入れること。鉛筆はきちんと削ること。鉛筆を正しく持つこと。忘れ物をしないこと。線はものさしでひくこと。ランドセル(そろばんのかばん)の中は整頓されている(欲しいものがすぐに出る)状態であること。連絡帳を丁寧に書いていること。プリントをきちんと合わせて(重ねて)折ること。机の中(お道具箱の中)がぐちゃぐちゃになっていないこと。(学校も含めて)机の周りに物をおきっぱなしにしないこと。そして

名前を丁寧に書くこと。


 こうしたことがきちんとできている生徒は絶対に上に振れます。私が「かしこい」と感じた生徒は小学校低学年の時点で上記がすでに7割~8割できています。そして指導を素直に聞き入れて概ね小学校卒業時には上記のことができています。
 ただ、上記に「字が丁寧」は書けないんです。自分が分かるようにメモを取る生徒は、そうしても字が雑になります。メモをとる行動と、字を丁寧に書くことを両立させることは相当に難しいようですね。

 だから私はそろばん指導の中に漢字の指導を取り入れているのです。すべての指導は「子供たちが持つ幅の中でどれだけに上に振れてもらえるか」をつきつめて考えた結果行っているのです。そして今行っている指導は、そろばん指導と並行して行っても、小学生の間にきちんと3級は取得できます。(当教室の平均は3級に合格して2級に挑戦です。小学生で2級合格までもっていきたいと思っています)
 そして小学生の間に1級合格も少なくありません。「幅の中でも上に振れて伸びて」くれれば、そろばんの3級はそんなに難しいものではありませんし、1級まで挑戦できないものでもありません。

 さらに、そろばん以外の指導もしていく中で、子供たちと一緒に喜ぶ経験をたくさん共有できますから、子供たちとの間に信頼関係が生まれます。今日も大学進学を決めた4名と一緒に晩御飯を食べてきたんですよ。お祝いに。

 そしてそろばん卒業後も折に触れて生徒が訪ねてきてくれますよ。

 それでも「この子たちに最適で最高な指導を提供できているのか?」と問われれば「いいえ」としか答えようがありません。全ての子供たちが私の希望通りに伸びているとは限りませんから。それでも少しでもその可能性を高めるために、常に指導の中身は変化させていますし、これからも変化するでしょうね。

 というわけで(どういうわけ?)、私は子供たちの将来の可能性について「その幅をぶち破れ!」という考えの下、ぶち破るために必要な素地を伸ばすことで、子供たちの持つ将来性を少しでも高めるための指導をしています。その元になっている考えのお話しでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供たちの将来性について~完全に私見です~

2018-04-02 11:38:42 | 日記
 今回のお話は数字的な裏づけや客観的(!)な裏づけは全くありません。

 奈良教育大学の学生を5年間指導した経験。公立の中学校で1年間指導した経験。そろばんボランティア指導で3・4年生をのべ100クラス以上指導した経験。雇われ講師として中学生のお勉強を60名ほど指導した経験。そろばんでのべ500名以上を指導した経験(そのうちの約80名は中学のお勉強指導もしています)。

 こうした経験に基づいて、「今の私」が子供たちについて考えていることを書いてみます。

 ①こどもたちは生まれながらにして同じではない

 と考えています。たとえば、何のお勉強をしなくても、大阪で言えば北野高校へ進学し京都大学へストレートで進学する生徒の能力を100とします。一方で悲しくなるくらい努力が報われず、公立高校には合格できない能力の生徒を1とします(かなり極端ですが)。
 子供たちは生まれながらにして期待される能力に一定の幅があると考えています。たとえばA君は30~70の可能性。Bさんは45~80の可能性。C君は15~55の可能性。みたいなことです。

 そしてその後に子供たちが経験する環境で、その幅の中のどの数値に落ち着くかが決まる。そう考えるようになりました。私が目指しているのは「まずはもともとその生徒がもつ能力の中で、なるべく最大値になるように指導する」ことです。

 たとえば、そろばん指導の中で漢字の指導もしています。この漢字を書かせることで、ある程度の生徒の個性が分かります。書き順を無視するとか、字が全体的に斜めに傾くとか、長い・短いの区別を気にしないとか、突き出る・突き出ないに無頓着とか。そしてこういう細かいことを大切に感じてくれるように指導をしていきます。言わなくてもこのレベルのことがきちんと出来る生徒は、比較的に生まれ待った能力の幅が高めに出ていると感じます。

 あとは、幼少期にご家庭で「我慢すること」を教えて頂いているかどうかも、生徒が伸びるかどうかにおいて比較的大きな意味合いを持っていると考えています。これには「どうせやったってできへんもん」という考え方を持たせないように、できるまで・わかるまで根気よくお子様と向き合って頂いているかを含みます。
 よく「読み聞かせって大切ですよね」と、体験授業でお話をいただくのですが、「お子様のなぜ・なににとことんまで向き合って頂き、会話の量が多ければ、読み聞かせと同じ効果を持つと思います。要は親御さんの言葉のシャワーを、絵本でしていただくか、会話でしていただくかの違いですね」とお話をさせていただいております。

 もし、生まれ持った幅が全く同じなのであれば、同じ時期にご入学いただいた生徒には、絶対に同じように指導している自信がありますので、伸びに違いはほとんど生まれないはずです。でも、ひとりひとりの伸びていく幅は全然違います。
 だからこの考え方はあながち間違いではないはずです。

 では、私は「この子はどれだけ頑張ってもたぶんここまでしか伸びないから、指導はこんなもんでええやろ」と思って指導しているのではないかと思われますか?ここまでのお話と矛盾しますが「お前の持つ幅をぶち破れ!」と思って指導をしています。その生徒にとって苦しいと思えることの、少し上に挑戦させることを常に意識しています。

 というわけで私は、お預かりしたお子様に対して「生まれながらに持ってきた幅そのものを変えてしまえ!」と考えています。30~70で生まれたなら、40~80に変えてしまえ!ということですね。
 お勉強を指導している塾さんにおいては「こいつはこんなもんやろ」と思って指導している方が多いように感じます。現実問題として、他の塾に通う卒業生の相談を聞いたり、教え子の保護者の方のお友達のお子様のSOSをお聞きしたりする中で、そう感じるようになりました。

 私は、少しでも子供たちの力が伸びるようにするために、学力以前の「伸びるための素地」を伸ばしていきたい。そしてその「伸びた素地」を使って、生まれながらの幅を超えてしまえ! と思って指導しているというお話でした。

 ②以降は気が向いたら書きますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする