日本の踊り

今朝、テレビで姫島の盆踊り「アヤ踊り」というのを見ました。
これが日本人?！と驚くほど力強く激しく、キューバのルンバに似ていると感じました。

先日、やはりテレビで花笠踊りを見た時は、そのキレの良さ、重心、そして美しさに驚き、涙が出ました。「こんな文化が日本にあったなんて！」と。
他にも、郡上踊り、おわら風の盆、阿波おどり、今日見た姫島のアヤ踊りの他にキツネ踊りや静御前-
どれも力強くて美しかった。
おわら風の盆は、笠で顔が隠れ、踊るたびに着物の裾から足首がチラチラ見えて、とてもセクシーでした。
日本の踊り(女性の踊り)は、ベリーダンスに似たところがあると思います。よく言われることですが、サイーディやバラディなどのアラビックリズムは、炭鉱節の拍子によく似てます。

ダンスの本で、時折「日本人は脚力が弱い」というダンス評を見かけます。でも、日本人が本気で盆踊りを踊っている時を見ると、そんな感じは全くないように思う。私もずっと「下半身の強化を」と、先生から言われてきました。
今後、盆踊りを自分のレッスンに取り入れるかどうかはともかく、どのジャンルのダンスをやるにしても、やっぱり日本人には日本の踊りから入るのがいいのかもしれない…と思ったのであります。