40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

新しい振り付け 覚える方法は?~奈津子の場合~

2015-07-10 15:31:23 | おうち de ダンシング
ベリーさんは、クラスによって新しい振り付けのレッスンに入っていますね。

振り付けが覚えられない

忘れてしまう

この2大お悩みは、生徒さんからとてもよく聞かれます。
体験レッスンや新入生徒さんも、まずおっしゃられる不安がこのふたつ。
でも、数年来の古参生徒さんもおっしゃられるので、ダンス人生では常に浮上するお悩みなのでしょうね。

私も100点満点ではありませんが、「自分流で覚えよう」と開き直ってからは、自分としては振り付け覚えが上達しました。

ここで大事なのは、「自分としては」ということです。
スタジオの中で一番とか、誰よりとか、相対的な評価ではなく、あくまで徹頭徹尾「自分目線」で評価しての「振り付け覚えが上達しました。」です。

ですので、これからお伝えする私流の振り付け覚え方法も、誰かには全く適さないかもしれないし、誰かのヒントにはなるかもしれません。



記事:振り付け覚え方法~奈津子の場合~


わたしはスタジオ時代、そのスタジオ専属カンパニーダンサーを目指していまして…
そのために、三ヶ月に一度の発表会に加えて「ダンスの査定」というのがあり、
そのために2ヶ月位で11曲とか、13曲とか覚えなければならない時期がありました。

また、カンパニーダンサーのレッスン生の公演のために、二時間弱ノンストップの振り付けを、振りうつしなしで最初から音楽をかけ、先生が踊るのをぶっつけのようなかたちで覚える、という修行(?)をしました。

そして、スタジオでは「わかりません」「教えてください」は禁句。
先生の意地悪ではなく、自分の目で見てコピーするのが大事という方針で。

メモをとること、録画をすることも禁止でした。

そんな中で、私なりの方法で振り付けを覚えるようになりました。

ポイントは3つ

1一回忘れる

2自分で手書きで舞踏譜を書く

3仮説をたてる


1一回忘れる

新しい振り付けの振りうつしレッスンを受けたら、帰りにでもメモ帳を取り出して書き留めておかないと忘れそう…私は忘れました。
でもじっと我慢。

なにかのついで、なにかをしながらメモしない。

これがけっこうポイントでした。

帰宅し、今日の片付け明日の仕度、にゅうよく、済ませてしまいます。
記録をするのはここから。

2自分で手書きで舞踏譜を書く

思い出しながら、手で書く。
このとき不思議と、脳内に浮上した振り付けが、ピタッと定着するんです。

書き始めると、今日習ったことの何割かは思い出すことができません。
悶絶することもあります。

はじめのうちは、ひとつの動きしか覚えてないくらいです。正直、がっくりきます。

でも、ここでは絶対「私は記憶力ないんだ」とか「きっと、みんなは覚えるんだろうな」とか、ご自分を比べたり、決め付けたり、責めないでください。
ダンスの場合、それをやってしまうと、できることもできなくなってしまうからです。

そして、私の場合はですが、継続してくうちにだんだん思い出せる割合が増えていきました。

舞踏譜を書くときは、文字でも、絵コンテみたいなものでも、やり易い形式、自分流の記号なんかを使うと良いです。

3仮説をたてる

習った新しい振り付けを一回忘れ、帰宅してから譜面に自力で起こす。

ここまで来ましたね。

どうしても思い出せない、何かやってた気がするけど、全く思い出せない。

その部分については、そのままにせず、仮説をたてます。

こんな感じだったかな、

こんな動きが何回か出てくるから、ここも同じかな、

そんな風にして、仮説=自分で作ってみます。
あってるとか、あってないとか、気にしないで、ぽっかり空いた記憶の穴を埋めてみよう、ぐらいの感覚で仮説をたてます。

レッスンに行ったら、仮説部分の答え合わせをします。
たいてい、違ってたりします。

「あ、違ってた」

このとき、この気づきの瞬間、本当の振り付けが頭にピタッと定着するんです。


科学的根拠は皆無です。

不思議だけど、私はそんなふうにして覚えてます。

ご参考までに…(⌒‐⌒)