こんにちは。

秋らしいさわやかなお天気のこの日🍂
40歳からの女性のための
ベリーダンス&ひとりサルサ教室
💖アモールダンス教室💖
主宰の齊藤なつです。
10/27(木)はベリーダンスクラスのレッスンでした。

秋らしいさわやかなお天気のこの日🍂
秋空のようにさわやかな笑顔でレッスンにいらしてくださった生徒さんたち。
生徒さん、いらしてくださってありがとうございました😌
さて、こちらのクラスでレッスンしてきた振付も次回でゴールです。
次回レッスンでは、総仕上げとしてダンス動画の撮影をします。
今回のレパートリーは「leylet hob」という曲です。
レッスン曲はインストゥルメンタルバージョンですが、
本来は「エジプトの美空ひばり」とも言われるウンム(ウム)・クルスームの歌唱が入ります。
ベリーダンスでは大変定番の曲です。
ウンム・クルスームの時代の曲は
「オリエンタル・クラシック」とか
「新古典歌謡」と呼ばれ
それ以前の古典的なアラブ曲よりも自由度が高くなっているのが特徴です。
古典的なアラブ音楽にはたくさんの決まりごとがあります。
まずとても独特なのが、
メロディーは自由な音の展開ではなく、「マカーム」と呼ばれる8つの音符から成るモチーフをつないで展開して創られる点です。
リズムも同様に、「イーカー」と呼ばれる2小節分くらいのリズムパターンを、
1曲の中でモチーフみたいにつないで展開されます。
ダンスする音楽というよりかは
もっと素朴でシンプルな音色、ゆったりした感じです。
以前ベリークラスの準備体操の時に古典的なアラブ曲を使っていました。
オリエンタル・クラシック(新古典歌謡)はこうしたマカームやイーカーの決まりごとをふまえつつ
自由にアレンジされているジャンルの
アラブ曲です。
使われる楽器も、
タブラやバイオリン(カマンガ)、カーヌーンなど伝統的なアラブ楽器だけでなく
アラビックシンセサイザーやエレキギターなども使われます。
オリエンタル・クラシック(新古典歌謡)はベリーダンスでたくさん使われています。
ウンム・クルスームの作品以外にも
ムハンマド・アブドゥル・ワッハーブ(muhanmad Abd―elWahab)という作曲家の作品たちが有名です。
中でも「♪アジーザ Aziza」という曲はベリーダンスの大定番。
私もビギナー時代にまず好きになった曲の1つで、のちに講師として独立してから教室発表会で踊りました。
よかったら聴いてみてくださいね。
アラブ曲で一番独特だなあと私が思う点は「和音がない」こと。
オーケストラでもメロディー担当の楽器は全て同じメロディーを演奏します。
これを「単旋律」と言うそうです。
例えばサルサなら、
ホーン隊はメインのメロディーを奏で、
ピアノはまた違う土台のようなメロディーを奏でます。
それが重なり合うような感じで聴こえます。
アラブ曲の場合はそういう感じとは違う。
でも単調な感じはなく、本当に独特の良さがあります✨
次回レッスンは11/10(木)。
撮影日です。
生徒さんよろしくお願いしま~す☺️💕
新タームは11/24(木)から。
新しい振付のレッスンをスタートします✨
こちらもどうぞよろしくお願いします。
参考文献
・ベリーダンスジャパン2013年5月号
「アラブ音楽の基礎知識」
・ベリーダンス用語集
いずれもイカロス出版
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