40才からの女性のためのひとりサルサ&ベリーダンス・初級教室【amordance】 齊藤なつブログ

もう若くないから…こそ!ダンスしましょ💕ダンスは心の美容液。アモールダンス主宰・齊藤なつのブログ

もはや衣装は買うものではなく作るもの!?衣装お直し本 見つけました✨

2016-05-06 07:23:37 | ダンスの道具類、衣類のこと
人気急上昇中 「純烈」


おはようございます。
写真は、今人気急上昇中の純烈様。
ムード歌謡ボーカル&ダンスユニットです。
新曲の衣装は細身なシルエットのピンクのスーツ。ちょっとレトロでステキですね。
こんなふうにグループがお揃いの衣装を着ると、グループとしてのまとまりだけでなく、個人の存在感も際立ってステキに見えるから不思議ですよね。

ちなみに某アイドルプロデューサーが新聞のインタビューで話していたのですが、アイドルグループで大変なのは衣装をあつらえることなんですって。
新曲のたびに新調する衣装、なんと一人当たり10万円ほどかかるそうです。

宝塚では、衣装を最近では再使用することもあるのだそう。
年季の入ったファンの方はわかるのだそうですよ。すごいですね!

さて、みなさん衣装のお直し、どうされていますか?

最近とってもいい本を購入したんです。



「ベリーダンサーのための」と題してありますが、内容は衣装全般について通用することです。
生徒さんにオススメしたい一冊です。


お直しレクチャーの内容としては、ネタバレにならないようちょっとだけご紹介しますと、

・スカートのウェスト回りの縮めかた

・ブラカップの詰め物の仕方や、パットを縫い付けるときの縫い付ける場所
(周辺全部をアップリケのように縫い付けるのではないそう)
衣装ならではのブラカップ驚きのひと手間まで(@ ̄□ ̄@;)!!

・ホックつけなど、昔家庭科の授業で習ったけど今さら洋裁本には詳しくのってないような基本技術が、衣装ならではの注意点と合わせて解説してあります。


もちろん、イラストや写真付きで説明してあります。

さらに衣装を着るときの注意点についても解説。

衣装は着ればそれでいいのでは?
いえ、実はそれだけでは不充分なんですね。

私も、生徒さんには「衣装を購入したら、絶対に着る練習をして、少し踊ってみてくださいね」と伝えています。
そのあたりの理由をこちらでは詳しく説明してくれています✨

お直しだけでなく、衣装を手作りするための説明も書いてあります。
この本を読んで驚いたのですが、有名なダンサーの方でもわりと衣装はご自身で手縫いしているのですね!

私はてっきり何十万もかけてオーダーメイドしているのかと思っていました。

スタジオにミシンや衣装生地を常備して、発表会レッスンを並行させながら縫う先生も。

生徒さんの衣装まで縫う先生もいらっしゃるみたいです。
確かに分かる気がする。揃えようとすると数や費用がお店の条件と合わなかったりしますものね…
生徒さんがグループで協力しあって縫ったり、型紙起こしから作っていくようなこともわりとあるようで、

衣装は買うものではなく作るもの。

という新しい概念がこの本には見られます。

とにかく、手作りしている人の多さ、それも1着だけでなく一人当たりの手作り衣装の多さに驚きます。

しかもソーイングを学んだ人ばかりではないので、その手法も斬新です。

縫わなくても布用ボンドや布用両面テープ、グルーガンなどを使用しながら、

そうやればいいのか!
という「伊東家の食卓」的な知恵と工夫で既製品のようなステキな衣装を作っていらっしゃいます。

内容としては(詳細は割愛させていただきます)、

💎2週間で5人分のワンピースドレス完成を実現させた驚きの手法

💎せっかく購入した1着の衣装を、幾通りかに変化させて着回せるようにするための、ちょっとしたソーイング技

💎下着ブラを衣装ブラに仕立てる技とポイント

などなど…

ダンサーさんや生徒さんそれぞれの、衣装を手作りするに至った理由なんかも載っていて、すごく共感しました!

「手作りがすきだから」という理由よりは、費用やサイズ、デザインの好み、取り寄せるまでの日数がネックなど、「切実な事情から手作りに踏み切ったが、やってみたら実は楽しかった」という方が多いようです。

私も衣装小物なんかは手作りしていたけど、衣装はまだ。
材料費の点では、既製品を購入したほうがずっと安く済むことも多々あるのですが
私も衣装を手作りしてみたくなりました✨

既製品もいいのですが、
真っ赤、真っ黒、真っピンクの衣装ばかりが主流なので、それ以外の、なんかこう、それ以外の色とか、もうすこし淡い色とかも、もっと在庫を増やしていただけるとありがたいなあ…と思う…
そう感じている人は多いようで、真っ赤、真っ黒、真っピンク以外の色が出るとすぐに売り切れてしまうんです。

まあ、仕入れ先のお国柄とか、お互いの擦り合わせとかがいろいろ大変なのでしょうね…

そういえば、先輩の一人に「好きな色がなかったから、自分で染めたの」という強者もいましたね。


さて、この本はベリーダンスジャパン(イカロス出版)の衣装記事を集め、新しいものも加えて作られた本。
私は今まで、衣装記事をひとつひとつカッターで切り取ってストックしていたので、一冊の本になってすごくうれしいな✨

そして、ベリーダンスジャパンが季刊紙になる前の第一号に、実はちょっとだけ私も生徒として掲載していただいたのです。

ついでにちょっと自慢にお付き合いくださいね(*^^*)

ベリーダンスジャパン初回本
10年近く経ちますでしょうか…?




当時通っていた教室の先生が、「レッスンによく通ってくるから」というご褒美に、声をかけていただきました。

そして、以前の教室の先生もこの記事をご覧になってくださって「記事見たよ、よかったね(⌒‐⌒)」という感じでメールをくださったのです。
なんて懷の深い先生なのだろうと感動したのを覚えています。

こうしたいくつものありがたい出会いと交流があって、今の私がいるわけですね。

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