先日、発表会場の下見を兼ねてフラメンコライヴを初めて見に行きました。
場所は、恵比寿サラアンダルーサ。
この日のライヴは、3人の踊り手さんと歌い手さん、ギター演奏による
「トレス・エストレージャス コン ハイメ エレディア」。
当日、都内はちょうど桜が満開。開場前、お店周辺で桜見物を楽しみました。
会場とその周辺の下見も兼ねているので、私の通った道のりを写真で紹介します。
道中で見つけた、時間を潰せそうなコーヒーショップなども書いていきます。
当日は日曜夕方でしたので、けっこう混んでいました。
恵比寿駅東口改札から出ます。
恵比寿ガーデンプレイスとは反対方面です。
改札出て左前方にはアトレ恵比寿の入口があります。
東口1~4丁目方面出口から降りていきます。
私は、タクシー乗り場からさらに階段を降りて、一番下の出口をでました。
出た所にPRONTO、タリーズコーヒーがあります。
出口をそのまま直進。
交差点に出ます。
直進横断し、渡りきった所にあるルノワールとびっくり寿司の間をさらに直進します。
横断歩道の写真 右手のネオンがびっくり寿司で、左のブレている部分がルノワールの看板です。
ルノワールとびっくり寿司の間を直進していくと、恵比寿ビジネスタワーが見えてきます。
ここで左折。(ここを左折しないでもう少し直進した所にサンクスがありました。)
前方に見える目黒川手前を右折。
サラアンダルーサは、このビジネスタワーのちょうど真裏、目黒川沿いの狭い通りにありました。
駅からは、歩いてだいたい5分位です。
周辺はおしゃれ隠れ家的なビストロやワインバー、小料理屋が点在し、都心でありながらひっそりとした静かなエリアでした。
小さな公園もあります。
当日は店内やライヴの撮影は禁止でしたので、外観だけ。
お店の内外共に異国情緒満点です。
GWにはフラメンコの大きなイベントがあるようです。
ここからは、当日ライヴの様子を。
写真でご紹介できないのが残念です!
私のつたない文章で、あの驚きと感動を語りつくすことはできません。
開演約一時間前に到着。店内はすでにお客さんがお酒や食事を始めていました。
壁にはスペイン舞踊で使うマントンや、アラベスク模様のタイルがあしらわれ、スペインの雰囲気で溢れていました。
予約した時はわかりませんでしたが、私の席はなんと一番前!
いわゆる「かぶりつき」ってやつですか?
しかもステージとテーブルが密着しています。
テーブルが花道の役目もしていて、ライヴが始まったら踊り手さんがテーブル上を行き来
するのかと不安でしたが、そんなことはありませんでした。
店内の灯りが落ち、カウンターでタバコを吸っていた男性二人がステージへ。
マイクの前に座り、そのままライブがスタート。
極めて自然体な始まり方でした。
スペイン語ビギナーの私には、単語のいくつかをやっと聞き取れる程度でしたが、とにかくすごい声量!
フラメンコのことは全然わからないのですが、ギターを弾く指がものすごい速く細かく動いていてびっくり!
思わずじぃっと観察&聞き入ってしまいました。
踊りもすごい迫力でした!
衣装の華やかさともあいまって、なんというか、花に例えると、普段の日本人がナデシコならフラメンコを踊る日本人は大輪のダリヤ…かな。
本当に間近で見ることができたので、高速ステップ(?)を踏む足元や、それによって削られた床板の破片がふっとんでいく様子なども見えました!
踊り手さんと歌とギターがひとつになって、
ものすごい迫力のある不思議な世界が出来上がっていました。
初めて聞くリズム、初めて聞く旋律、初めて見るムーブメント…
なんてすごいんだろう。
力強いけど威嚇ではない、女性の母性とか大らかさも感じられるような熱い舞踊でした。
私はもう、全然身動きできず。
ステージの始まりから終わりまで、ほぼ同じ姿勢で固まっていました。
あっという間のひとときでした。
お店を出ると外は雨。
店内の熱いムードが嘘のように、外は静か…
帰り道沿いの桜が街灯に映えてきれいだわ。
夜桜見物をしながら、一日を締めくくりました(^-^)