夏休みも 残り少なくなりました。
子供の頃 宿題が 終わらず イライラしているこの時期 決まって母の布団作りの手伝いをしていました。
家族の 布団の側を洗濯し 繕い 綿は打ち直し屋さんに頼んでいました。
こんな暑い日に 側を広げ 綿を 縦や横に 広げ ふくらみ具合を確かめつつ
最後に 真綿で包むのですが コレが一人では出来ずに 私に反対側を持たせ
静かに 広げていきます。
それが済めば 四方の角から 巻いて 開け口からひっくり返すと 側に包まれた布団になっていました。
其の後 綿と側をなじませる為に 両方から引っ張り合い 落ち着かせるのです。
次の 綿入れまでは 私は用なしですが 母は 明け口を閉じ 綴じ糸で 綴じ
て 仕上がりでした。
簡単な 作業ですが 家族の分 皆ですから 何日もかかります。
私の時代では 布団屋さんに そのまま出して 新しい側を頼んで 仕上がりを
受け取っていました。が 今は 頼むこともありません。
あの母の 布団作りを手伝っていた頃 一番母と語り合っていたような気がします。
秋はしのび足で やってくるから 女の仕事は早めにするように ぐうたらな私に
耳にタコが出来るくらい言っていました。
布団作り 障子張り きものの洗い張り 夏の洋服の手入れと 女の仕事が沢山ありました。
そんな時 急に 肌寒い朝など 「こんなのをオナゴダマシと言うのだよ」と
言っていました。
今の時代 そんなことで 騙される柔な女性は居ませんが 今度の選挙だけは
騙されないようにしょうと思います。
たった一本の栗の木 毎朝両手に乗るくらいのわずかな クリの実の収穫です。
こんなにも沢山の棘で 実を守らなくてもよさそうにと いい加減な私はつぶやいています。
子供の頃 宿題が 終わらず イライラしているこの時期 決まって母の布団作りの手伝いをしていました。
家族の 布団の側を洗濯し 繕い 綿は打ち直し屋さんに頼んでいました。
こんな暑い日に 側を広げ 綿を 縦や横に 広げ ふくらみ具合を確かめつつ
最後に 真綿で包むのですが コレが一人では出来ずに 私に反対側を持たせ
静かに 広げていきます。
それが済めば 四方の角から 巻いて 開け口からひっくり返すと 側に包まれた布団になっていました。
其の後 綿と側をなじませる為に 両方から引っ張り合い 落ち着かせるのです。
次の 綿入れまでは 私は用なしですが 母は 明け口を閉じ 綴じ糸で 綴じ
て 仕上がりでした。
簡単な 作業ですが 家族の分 皆ですから 何日もかかります。
私の時代では 布団屋さんに そのまま出して 新しい側を頼んで 仕上がりを
受け取っていました。が 今は 頼むこともありません。
あの母の 布団作りを手伝っていた頃 一番母と語り合っていたような気がします。
秋はしのび足で やってくるから 女の仕事は早めにするように ぐうたらな私に
耳にタコが出来るくらい言っていました。
布団作り 障子張り きものの洗い張り 夏の洋服の手入れと 女の仕事が沢山ありました。
そんな時 急に 肌寒い朝など 「こんなのをオナゴダマシと言うのだよ」と
言っていました。
今の時代 そんなことで 騙される柔な女性は居ませんが 今度の選挙だけは
騙されないようにしょうと思います。
たった一本の栗の木 毎朝両手に乗るくらいのわずかな クリの実の収穫です。
こんなにも沢山の棘で 実を守らなくてもよさそうにと いい加減な私はつぶやいています。