大祓い
2011-07-27 | 自然
一年の 半分が過ぎ どうにか生きて無事に過ごせたことは 何よりの喜びです。 まして予想もしない災害や事故の多き近頃は特にそれを感じます。
情報の少なかった頃 昔の人々は特に感じていたのでしょう。 この時期神社では 大祓いと共に 夏祭りが行われます。 私の集落にも 今日 おみこしが軽トラックに載せられて やってきました。 集落の神社で一服です。 おみこしの下を潜り抜け 往復して お祓いです。
暑い中の 行列ですから 関係者を 冷たい飲み物 果物で接待です。 この祭りの 役者はイブクロと呼ばれる 怖い道化です。 鞄を提げ 青竹を持ち 夫婦でおみこしの後に続きます。
この青竹で叩いてもらうと 治るとの言い伝えで 喜んで 頭やお尻膝を叩いてもらいます。横に 大きな鞄を握っていますが 昔は お店のお菓子を わしづかみで 入れても許されていたようで それを子供達に 配っていたようです。 当然子供達がぞろぞろ 連なってついてゆきます。 お店もなくなり 子供達も少なくなり イブクロさん夫婦は ついて歩くのみです。
怖い イブクロさん 休憩中です。
太鼓のトラック おみこし 神主さん 氏子代表と 自動車の列が続き 次の集落に 向けて去っていきました。