季節の 変わり目だからでしょうか 新聞の死亡記事や 葬儀社の故人の告別式を知らせるものが 多くなった気がします。
先日も 知り合いの方の お通夜に穴熊さんと二人 出かけました。 早めに出かけ 遺族の方に それなりの言葉をかけ 椅子にかけ 待つ時間に 遺影を見ながら どんな人生だったのだろうか 子供さんはいたのだろうか これからご主人寂しくなるだろうなあ とか 色々考えてしまいます。
故人の年齢 から自分の年齢を引き算し 自分の残りの人生を 数えてしまいます。 幾つでなくなられても 残念だっただろうなあと 思い巡らしています。
人生を閉じるとき 廻りの お世話になった方々に せめて 感謝の言葉くらいは いえる自分で ありたいと お通夜の席では 思っていますが 帰宅の車の中では もう忘れています。
人生とは何か 生きるとは何か 煩悩とは何か 欲望とは何か 恨みとは何か 無とは何か 慈悲とは何か 生きるとは と この年になっても 分かりません。
夕食の おかず何にしようとか ご飯はあったか ビールは冷やしてあったか と現実に精一杯の私です。
我が家の 庭木 <トベラ> です。 実を付けています。 昔から魔よけになる木として 植栽されるようです。