反 省
段々 歳を重ねて 嫌味な年寄りには ならないように気をつけようと 心がけている私ですが野次馬根性の大きい私 ついつい小さな風呂敷を 大きく広げてしまいます。
しきりに反省しています。
それは敬老の日 祝日のことです。 朝電話が入りました。 知人からでした。 其の知人のお友達が 私の作品を見たいといっているので 訪ねてもいいか とのことでした。
おしゃべり大好き 来る人拒まず 去る人追わずの私 すぐにokの返事をしました。そして約束の午後 車が二台止まりました。 あれ この小さい家に 大丈夫かな? と一瞬の不安。
すると 知人と 其のお友達 二人 聞ば やはり趣味がパッチワークのようです。 我流ですと私。 そして其の中の お一人の 娘さんご夫婦と もうすぐ誕生日を迎える 可愛い娘さんです。 都会風の娘さん 子供さんをいとおしそうに あやす優しい今風の 育メンのお婿さんです。
古布の話や 袋の話 パッチワークの話で 二時間 つたないパソコンで作った私のカードを渡しながら 「ブログもしています」と私。 ここが私の浅いところ。
すると 其の娘さんが 立派な名詞を 差し出しました。「私もしています。 見てください」と出されました。
そして 帰られて パソコンで 見てみたらなんと なんと其の娘さん 鉤針編みの ニットの先生で 本も出されている方でした。 伊達 静夏さんで 東京で 沢山教室も 開催し すごい方だったのです。
だから年寄りは いけません。 馬齢を重ねて 知ったかぶりをして 今の若い方のほうがずーと 頑張っているのに 自分の浅い知識を 振り回し 過去にしがみつき 新しいものを 受け入れようとしません。 顔から 火を出しつつ 猛反省をした 私でした。
ボストンバックを作っています。 無地の布の所に 刺繍をしてみました。 秋の終わりに又 栞さんの 着物のリメイクと私のバックとの展示を ギャラリーで 開催する予定です。