端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

B級グルメ

2011-09-17 | 食べ物

私が 子供の頃は 鶏は良く見かけた鳥でした。 原っぱの 野草を採り 細かく刻み 糠と水を混ぜて 餌を作るのは 子供の仕事でした。  時には貝殻を 砕き卵の殻を堅くするために 餌に混ぜていました。  産み立ての卵の あの生暖かいぬくもりは 皆生きている証拠のように 感じていました。

そんな鶏も 寄る年波の末は 来客や 家庭の行事のとき ご馳走になっていました。 つぶした 鶏は毛をむしられ 産毛を火でいぶされ あの匂いはまだ鼻の奥に残っています。

ギラギラに研いだ包丁で 捌く父を 物陰から怖いもの見たさで 覗いてみていましたが 大人はなんと 非情なものかと思ったのも あの頃でした。  勿論そんな光景を見てからは 鶏はとても口にすることは出来ませんでした。 鶏肉を 美味しいと思って食べれるようになったのは 成長しわたしも人間として非情な部分を 得てからでしょう。

捌かれた鶏は一羽ですから 今のように レバにら炒めや心臓の串焼きなど 出来ません ささ身 もも 手羽 ととった後は ごった煮にしたり 炊き込みご飯でした。

そんな名残の 鶏の炊き込みご飯を 私の町の町おこしに 熱心な女性達が 数年前から商品化して 産直市場に出しています。

この鶏飯 先日 県内の各市町村のB級グルメの大会で 人気トップだったそうです。 その証拠に コレを目当てに 産直市場に 見慣れないお客さんが 手にしているのを よく見かけます。

昨日私も 一パック 買ってきました。  お昼に穴熊さんに 出したら 「うちで 炊いたのか?」 と一言。   

鶏肉 ごぼう しいたけ 干し筍 と具材はシンプルですが 懐かしい味で 美味しい お値段も手ごろです。  頑張れ わが町の鶏飯と応援しています。