風は冷たいけれど 日中は穏やかないいお天気です。 ご近所の 枇杷の木は沢山の花をつけ 虫を遊ばせています。
こんな 穏やかな日 あの阪神の震災から19年目と テレビは伝えています。 月日の過ぎるのは本当に早いものです。
私の記憶の中にも あの日のことは鮮明に残っています。
朝 起きて いつものようにラジオのスイッチを入れたら ただならぬ気配です。 すぐテレビのスイッチを入れました。
あの震災の前年の秋 旅行で神戸見物を楽しんだばかりでした。
その 町が壊れ 火の手が上がり 人々が逃げ惑う姿を 映していました。
仕事場でも 一日中テレビをつけていました。
あの時 両親を失った 幼い子供たちも 19年過ぎ 成人して 今日を迎えているのでしょう。
それぞれの人が それぞれの思いと悲しみを 胸に 今日のあのキャンドルの 明かりに 亡き人の 冥福を祈っておられるのでしょう。
思わず 私も手を合わせていました。生きていれば いつどんな災害に 遭遇するかもしれません。
考えておかねばと 自分を戒めています。