焼酎の原料の芋 黄金千貫の収穫が終わると 畑の大根の出番です。
大根畑の 中に大きな櫓が組まれ 干し大根が始まります。
冷たい西風は 大歓迎ですが 寒すぎて凍りつくのは許されません。 油断のならない仕事です。
干し大根で 漬物工場に行く大根とは別に 生のまま漬物工場に行くものもあります
この時期近所の女衆は 大根引きにお声がかかります。
首まで真っ白の漬物用大根はスタイルが重視されます。 首は小さく まっすぐで尻尾の近くがふっくらでと 消費者のわがままを 聞き入れています。
そんな畑で 二割ものとなったものを 「漬物に漬けないよー」 といただきます。
大きな樽に つけましたが それでも小さい 半端なものは 乱切りにして つけました。
皮を向いて 塩漬けにして 重石をしっかりし 水が揚がれば お酢と砂糖出し昆布 唐辛子でつけました。
漬物専用の大根は 美味しい漬物になります。
暦が12月になった途端 寒くなりました。 何やかや 忙しく 落ち着きません。 今年の暮れは大掃除は免除になりそうですが それでもやっぱり 気ぜわしい 12月です。