端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

なんの木

2014-12-29 | 自然

集落の中には 昔からの道が通じています。  

馬車が一台 通るくらいの道幅ですから 軽自動車の離合もままなりません。

それでも 車社会になり 両端が 削られ 昔からの古い巨木は 大きな根を見せています。

先日 そんな樹木の中に 何とも変な樹木を見つけました。  この地に住むようになった何十年にもなるのに 気が付きませんでした。

樹皮が 綺麗に剥がれ 根元に落ちています。

大きな樹木が邪魔な時 皮をはいで 自然と枯れるのを 待つ方法があるので 誰かが樹皮を剥いでいるのかと 思いましたが それにしては 綺麗な模様になっています。

何とも不思議に思い穴熊さんに聞いたら 「カゴの木」 とのこと  鹿子の木と呼ばれるように 樹皮が鹿の模様です。

こんな里山に 自生しているのは 珍しいのだそうです。

赤い実をつけますので 鳥が種を運んできたのでしようか。

それにしても 自分で皮を剥いで 落として成長するなんてどんなわけがあるのでしょう。

もしかしたら 目立ちたがりの 樹木なのでしょうか。