端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

ため池

2014-12-07 | 自然

我が家の田んぼに 大事な水を供給している ため池です。

広く 平地の田んぼは 耕地整理がされ 田んぼの隅の水栓を開けば すぐに水が流れ出ますが 里山のひだのようなところに存在する田んぼは 昔からの ため池の水に頼っています。

遠い北国から わたってきた鳥たちが静かに羽を休めていますが 禁漁区ですから のんびりとしています。

穴熊さんの水利組合はこんな大小の池を 数個維持管理しています。

サラリーマンの家庭に育ち過ごした私 稲作に水が必要なことは知っていましたが その水をどこから配水しているのか全く関心がありませんでしたが

大したものです 近頃は 見知らぬ土地を訪ねるとき この田んぼどこから 水を供給しているのか一番に気になります。

稲作が 大事にされていたころは 秋に池の栓を抜き「池干し」 が大事な行事でした。

水が抜かれた池には 沢山の魚やウナギが のた打ち回り バケツに入れられていました。

池の底の泥も かき回され 秋の楽しいレクレーションでした。

今は 「池干し」も実施しすることはありません。 池の水神様への感謝の 記念祭も済み 今日は今年最後の 堤塘の草刈りに 朝早くから 穴熊さんは出かけました。

夕方までの 一日作業です。

稲作が軽んじられ 放棄された田んぼが多くなり それに伴い こんなため池も 管理が届いていないようです。

そんなため池が災害の要因にもなっているようです。

国もこれではいかん と色々考えているようですが こんな池の管理になんの 手助けもありません。

一日 怪我のないように 済めばいいがと ストーブに抱きついている私です。

 

コメント (2)
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