羽織の紐
2015-12-02 | 趣味
以前 ブログに登場した 加代子さんの 愛用のバックです。
帯芯を柿渋で染め バックに仕立て 自作のこだわりの 紐と 男物の羽織の紐を 下げています。
毎朝 「あさ がきた」を BSで 見ながら 朝ごはんの我が家ですが 私は ドラマの 筋描きより ドラマの作り方の方が 気になって仕方ありません。
今朝は 「あさ」 のご主人 新次郎さんが 出かける場面で 箱から 羽織の紐をあれこれ 選ぶ場面がありました。
羽織の紐を 選んでつけるなんて この歳になるまで 知りませんでした。
そりゃそうでしょう 私の育ちの中では 羽織を新調したときに つけた物を づーと つけていました。
羽織の紐は 取り外せるように 乳でつながっています。
着物や 帯の色合いで 紐の色を変えるなんて なんておしゃれでしょう。
日本人の おしゃれの感覚に 参ってしまいます。
男性の 羽織の紐ですから 地味な色の中にも 彩色の濃淡で 色彩の豊かさを 表しています。
日本人の 控えめで 奥ゆかしい 色彩感覚 改めて 感じ入っています、
九州場所が終わりましたが お相撲さんのなんとも言えない 回しの色に うっとりしながら 観戦していた私でした。