端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

ヒゲ紬

2016-08-20 | 趣味

縫物の友達 加代子さんから男物の羽織を一枚いただきました。

写真よりずーと明るい色です。

こんなに猛暑では 袋つくりの脳も働きません。

そこで 羽織ほどきを始めました。 解く仕事は 面倒なように思いますが 私には楽しい仕事です。

襟を外し 袖を外し おくみを外していきますが 心を込めて縫ったおかたの 技量や心意気がわかり 楽しいものです。

紬といえば どんなに高価なものでも 正式の着物にはなりません。 おしゃれ着か普段着です。

しかしその味わいは 捨てがたく 高峰秀子さんは 紬の生地に 紋をつけて留めそでをあつらえ 愛用しておられたのを 本で拝見したことがあります。

この紬 沢山 糸足がヒゲのょうに出ている ヒゲ紬です。

それに 布幅が40cmほどはあります。 いっぱいいっぱいに仕立ててありますので よほど大きな男性の羽織だったようです。

織元で試織りした布端や 切り落とした布の糸を 抜いて ハタ結びにし縦糸は織元が用意して 糸結びの味を生かして 白生地に作っていただき へそくりが溜まると 染 仕立てと 楽しみながら作った着物が 2枚ほどあります。

このヒゲ紬は ヒゲが以上に長いようです。 不器用なお方がハタ結びをしたのだろうかと 思いめぐらしています。

さて このヒゲ紬何に変身させるか うれしい悩みです。

 

コメント
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