端布に恋した私

小さな端布を 縫い集めてつくるパッチワークは 
私の楽しい趣味の一つです。

立 冬

2019-11-08 | 食べ物

私の地方 山口百恵さんの 歌のような穏やかな小春日です。

それでも 今日の暦を見たら 立冬だとか いよいよ 寒さの時期に入ります。

この時期 母の時代は 木炭を俵で用意し 家族の寝間着や布団衣類を解き 縫い直していました。

布団綿を 入れる時期になると 外に遊びに行くのを止められ 打ち直しのホカホカの綿を縦に並べたり横に並べたり

して 最後に真綿を乗せ 母の指示で 側をひっくり返し 掛け声とともに 引っ張っていました。

女の子ですから こんな仕事をしっかり仕込んでおかなければとの 母の思いもあったのでしょうが

時代が変わり 羽毛布団になり 本ものの木綿の重い布団なんて 目にすることもありません。

女が強くなり 男がやさしくなり 男女平等が叫ばれ 戦闘機に若い女性が乗る時代になりました。

母が生きていたら なんというだろうかと 背中に朝日を当てつつ 思いめぐらしています。

くりまんじゅうさんの ブログで美味しいものを見つけ 私もこの時期初めての かぶの漬け物を作りました。

好物です。

 

コメント (2)
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